宝塚記念の枠順が確定したが

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2007/0624_1/syutsuba.html
 コスモバルクの前走が産経大阪杯になってる(これ書いてる時点で。→追記:今見てみたら修正されていた。「これ書いてる時点」は太陽が出ているころで、今は夜だ)。「地方馬の出走記録は中央出走分しか知った話じゃないよ」というJRAの気質&お役所仕事だろうか。シャドウゲイトの前走「シンガポー」の二着馬欄に名があるわけで、この違和感を放置するあたりはたいしたもの。昔だったら中央馬の「香港ヴァー」とかも無視したんじゃないのか。ヴアー。
 というわけで、いまいち宝塚記念に乗り切れていない理由は、週初めにギャロップを買い損ねたことによる。やっぱりああいう紙媒体をじっくり読まないと、いまいち入ってこないよ。「試験前に勉強した」というような充実感が得られない。まあ、入るなり得るなりしたところで、馬券が当たるとかそういうもんでもないにせよ。
 まあ、試験前に勉強した、という充実感なんてあったためしはない。一夜漬け、朝漬け、それが自分のスタイルならば、今日から東スポを買うくらいの準備であたってみてもいいだろう。
 そうだ、何事も信念は通した方がよさそうだ。もういつの話題か忘れたが、イナバウアーの彼女。彼女のイナバウアーは新採点方式で評価対象にならないと知りながら、自分の武器はそれとイナバって金メダル。その心意気。となると今回、たとえばウオッカ。歴史的名牝(ダービー勝っちゃったんだから、現段階でこう言っちゃってもいいでしょう)に対しても、スパルタでならしたカントリー牧場方式を貫く。オーナー曰く古馬牡馬と今のうちに当たっておいたほうがいい、と。凱旋門賞に行くからといって、下手によそ行きにならないあたりが、逆にいいんじゃねえかと。
 とはいえ、それは凱旋門に向けた「心意気」の話であって、このレースでの取捨となると、また考えざるを得ない。むろん、斤量込みで力量上位といっていいだろう。でも、一筋縄でいくのかどうか。ディープインパクト後の時計の針を進めるとかなんとか希望込みでダービーニュースの長谷川さんが書いていたが、そう簡単にいくのか。簡単でなくとも、いけるのか。
 今のところ、なーんとなくの予感だけれども、ダービーの再現がありそうな気はする。とはいってもウオッカではない。二着馬あたりの話。アサクサキングスその馬も含め、逃げ先行勢で軽視されている馬が穴を掘りそうな。アドマイヤメインコスモバルク、あるいはローエングリン。あと、インティライミ佐藤哲三! まあ、天気などもあって、手綱を緩めて望もう。