日本シリーズ後に続いてはじまった生放送。お前もうちょっと日本シリーズの余韻やれよ、と思いながら見たので、一人で勝手に辛口気分であった。何が上戸綾かと。が、はじまってみるとどうだろう、何か不安になってしまった。
トップバッターは次長課長。生での出演だ。しかしこの、先生と生徒のホワイトボードコント、これがなんとも言えず不発気味。河本はほとんど後頭部の出演で、なぜか緊張気味というかなんというか。その後は中継の長州小力。あいかわらずのパラパラネタで、これはなんというか、見飽きたというか、ネタじゃなくてダンサーかみたいな。ちょっと腹回りボリュームアップかと思ったら綾ちゃんも指摘したのでそうなのだろう。レイザーラモンHGはロケ地からネタで、これもまあなんというか、相変わらず。むしろ、本について引かれていた方がやや受けという感じ。
しかし、ここでマギー審司とマギー司郎。この投入で流れが変わるかと思いきや、押しているのかかなりの短時間。これではどうにも。で、ビックスモールン。知らない芸人かと思ったら、何度か見たことある人たちであった。俺は正直、彼らの面白さがよくわからない。で、アンタッチャブル。アンタッチャブルなら安定しているだろうと思いきや、こちらも収録物で短時間。うーん。
と、ここで救世主は大木こだま・ひびき。「チ」のシールも冴え渡ってここで一安心。やはり頼りはベテランか。ついで最後の三組まずはヒロシ。ヒロシもまあ、やることは安定しているし、天狗の下ネタでトークに繋げたのもよし。
この次またもや生中継ロケ。しかし、場所がいい。阪神甲子園球場のすぐそばなのだ。この、ある意味修羅場中の修羅場で頑張ったのがレギュラー。特に、気絶の顔で鼻水を噴出させた一瞬は、まさに神が降りた瞬間か。惜しむらくは、上戸の笑い顔で、それがよく見られなかったこと。いやはや、まあ、生放送だ。そして最後。出てきたのは劇団ひとりで、Mオヤジネタが大当たり。これは大トリとして文句なしの働きだったといえよう。
なんだかんだで最後の追い上げが利いたこの番組。ネタが見られるなら悪くはない。しかし、十組は多くはないか。まあ別に本当にファンである必要はないわけだが、それでもなんというか。思わず自分が選ぶとしたら、などと思ってしまうが、果たしてどうなるだろう。やはりちょっと難しい。
