細かすぎて伝わらないモノマネ選手権

 とんねるずのみなさんのおかげでしたで、恒例のモノマネ選手権。これ、けっこう好きだわ。で、この企画となると次長課長の河本、なのだが、なんだかいまいちであった。ネタは「ジャッキー・チェンの映画でジャッキーが戦っているのに見ているだけの味方」とかいう感じで、最後ジャッキーにお盆で頭をはたかれるところまで良くできていたのだが……。ちょっと長くてキレがなかったように思った。あと、なんだろう、見慣れたせいか。あるいは、これは想像にすぎないけれど、河本がこれをやるにあたってしっかり映画をチェックしてしまったとか。なんというか、再現ではなく「あったあった」感みたいなのが問われるかな、と(俺は何を問うているのか?)。
 その点、名前だけで勝っているのがバーフィールドアップショーのバッティング。バンチに関しては知名度は前二者より上だろうけど、バッティングがいいのにバントが苦手、というあたりは細かい。しかしまあ、絶妙の人選か。カープで言えば、ロードンのフォロースルーやランスのフォームではメジャーすぎて駄目で、かといってボールやカンバーランドでは誰も覚えていない。ペルドモの投球フォームあたりか。なんの話だかわからない。
 あとはあれだ、釣り名人。キャッチがかっこいい。「1kgの魚を笑う者は、1kgの魚に泣く」、「釣れたんじゃない、釣ったんだ」などなど(うろ覚え)。しかし、俺の愛好する競馬や将棋世界などのキャッチも、傍からみると笑える代物やもしれぬ。どうでもいいが。
 えーと、で、何やら神懸かり的なネタが多かったのかどうかわからないが、来週に持ち越し。来週ちゃんと覚えていられる確率は二分の一くらいだろうか。あと、関根勤のネタはあと二、三個くらいはやってほしい。そんなところか。