中山金杯/京都金杯

 金杯で乾杯! とベタ中のベタなことを書き留めておかねばならぬ。社内で潜む競馬ゆえに乾杯の快哉は叫べぬが、ぐっと手を握りしめて新春の慶びを一人じめするくらいは許されよ。中山は顕著にプラス体重馬が目立ったゆえに、きちんと正月ボケせず絞れてきた馬中心に狙うがよろしいと、ヴィータローザ(-12)、アサカディフィート(-6)、カンファーベスト(0)に注目。さらに大幅増でないカナハラドラゴン(+2)、キングストレイル(+2)、ワンモアチャッター(+2)。太めの明け四歳勢は軽視、軽視。オッズを見やればヴィータローザが思いのほか人気がないので愕く正月。鞍上は柴山雄一ですよ。これはねらい目と、その場でヴィータローザ本命にして上記他馬に単純に馬連投下。これで九十一倍は美味、美味。ワンモアチャッターの除外でなぜかさらに返還馬券まで大行列の大騒ぎ。千秋万歳!
 一方、中山を考えすぎて時間切れ阪神は、我が贔屓馬オレハマッテルゼから馬連流し。当然去年の年頭と年末の俺の馬であったアルビレオに、マイネソーサリスチアフルスマイルビッグプラネットニューベリーと前に行けそうなところを中心にチョイス。しかし、西の方の馬は東に比べてきちんと絞れてるような気がするなぁ。輸送減狙い込みでも橋口調教師もヴィータローザを東上させるわな。で、こちらでも他の明け四歳勢は軽視、軽視。どうも俺はこの世代の実力を疑っているようだ。しかし、ここで高素質馬ビッグプラネットが押し切って勝利の反攻。まだ見切るのは早いか。しかし、ビッグプラネットとて即重賞制霸で皐月賞あたりではディープインパクトを負かすかもしれない惑星と一部で言われた馬にて、まだまだ見極める必要はある。