人体の神秘だとは言わないけれど

 今さっき給湯室行ったら、梅こぶ茶があって、思わず手にとってしまって、それで、ウェっとなってあわてて手を離した。俺は一時期、梅こぶ茶大好きな感じで、梅こぶ茶ばかり飲んでいたりしたのだけれど、それで飲み過ぎてしまったのかなんだかわからないが、ある時から一転して気持ち悪くて飲めなくなったのだ。量の変化から質の変化に変わる一瞬というかなんというか、もうガラッと180°のターンだ。同じような食べ物が他にも二つくらい思いついて、一つはスナイダーズのプレッツェルで、これも見ただけで胃がオエッとなる。もう一つは驚くべきことに(そう反応されることが多い)、日清のカップヌードルしょうゆ味。あれはもう手に取る気さえ起こらない。何がどう変化してこうなるのかよくわからない。別にそれらに食あたりしたことがあるわけでもない。花粉症などもこんな感じで、知らないところで事態が進行しているのであれば、それはとても怖いことのように思える。