巴賞&七夕賞&プロキオンステークス

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http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/03/02/08/11/result.html
http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/08/04/08/11/result.html
 この日は法事。祖父は競馬しか趣味がないような人だった。というわけで、行きの車中で昨日の夢もう一度と穂苅の馬を買って幸先良いスタート。……が、そのあとは完全ノーホーラ。夏競馬に運が向いてきたというのは大間違いだった。
 メーンだけ振り返ってまずは巴賞。これはアンカツエリモハリアーで安全牌のつもりだった。が、直線、窮屈なところに入って、足余して二着。もっとも、モノポールに手が出せていたはずもなく。
 七夕賞。これはもう、想定メンバーのときから買う気薄ではあった。高ハンデ馬は似たり寄ったりで、魅力的な軽量もなし。こういうときは素直に清水の予想に丸乗り、コンラッドから。が、見せ場無く敗退。勝ったメイショウカイドウは見事と言うよりほかない。荒れ気味馬場に休み明け五十九キロ、初めての福島。だてに武豊が乗りに来るわけでもない。小倉の大将から、ローカルの帝王を目指してもらいたい。コンゴウリキシオーグラスボンバーも実力どおりだったか。
 プロキオンは迷ったすえに連闘のエンシェントヒルから。勝つか負けるかの馬が二着したのは新境地か。差し馬の距離短縮、54kgならなんとかならないかという具合。しかし、勝ったのはメイショウバトラー。これも俺のひいき馬で、単勝十八倍もつけるのならこちらだったか。父は言わずとしれたメイショウホムラで、今回も強い勝ち方。レマーズガールやグラップユアハートで固定化されている牝馬ダート路線を塗り替えてくれるかもしれない。
 ああ、それにしても祖父の墓前で(お墓でもお寺でもなく、祖母の体調すぐれぬゆえ、家にお坊さんを呼んだわけだったが)見事な討ち死に。俺のほか叔父の二人も沈み気味で、まだまだ甘いという祖父のメッセージだったに違いない。