聴こえなかった風の歌。

http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/08/05/06/11/result.html
 俺の心は最後の反転もなくフサイチジャンクから行った。この馬を「この人気で」「買える」のはこれが最後。もし勝てば、ピカピカのエリートとして過剰人気になるであろうし、トンコロを食らえば第二のタイガーカフェとして買えなくなる。皐月賞メイショウサムソンに鞍替えするまでの本命、二冠獲った本命をここで裏切って初心の初心にかえったのだ。そして、さらに、サムソンの相手ではなく、これを本当の本命にしたのである。東京スポーツの本紙渡辺薫や、我が崇拝する清水成駿が、高速馬場を指摘(で、本命はマルカシェンク)。俺は、切れ負けするサムソンの姿が浮かび、単なる連下に格下げしたのだ。
 が、競馬は難しい。週半ばの俺、お前が正しかった(id:goldhead:20061018#p1)。エルコンドルパサーは血統にサドラーズウェルズ見えて、重めの種馬。ソングオブウインドの馬体はステイヤータイプ。素直に本命にするべきだったのだ。しかし、ここまで切れるとは。もちろん、フサイチとの馬連も握ってたんだがなあ。せめて、ドリームパスポートに勝って欲しかった。いずれにせよ、縦目食ったのは変わらないが。そうだ、切れ勝負と見て、ドリパスはますます軽視しなかった。横山典弘、後方一気勝負などせず、じっくりマークからの競馬。「G1で二着ばかり」と言われ、まあその通りなのだけれど、まあ、なんでだろうね。武豊の逃げペースは流石すぎる。ヨシトミだったらおそらく溜め逃げして、レースの結果自体別のものになったであろう。
 で、どうなのかね。井崎などが、ステイヤーの競馬にならなかったというが、アドマイヤメインのような血統の馬がスピードで逃げ粘れるあたり、ここの上位はもうちょい短いあたりが本領だろうか。となると、今後の中距離〜クラシックで本命を張れるとすれば注目か。ジャンク? ジャンクはもうな。いやはや。最近馬券で悔しいことは少なかったが、今回はちょっときた。ただ、迷い迷ってでの馬券で、勝負度合い低く、あまり痛い目に遭わなかったのは不幸中の幸い。
 来週は天皇賞。今や人気以外の何かを背負ったディープインパクトの動向も気になるが、ほかも難しい。今週程度の感じでいってみるか。次に熱くなるのはアサヒライジングの出るであろうエリ女かと思う。
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 銀蹄ステークスは初ダートのソーユアフロストから。東スポに載っていた田沼亨の記事によれば、調教師がずっとダートを試したかったのに、オーナーサイドの強い要望で芝を使い続けたとのこと。メイショウボーラーでもそんな話なかったっけ。「現実には調教師の言いなり」というような馬主の言葉も目にするが、そうでもないのか。まあ、人によりけりか。ソーユアフロスト、コマンダーインチーフ産駒で、能力は上位で狙うならここかと思ったが、不発。
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 渡月橋ステークスはインマイアイズから行って、三着。また、このあたりの上位クラスは関東のG3くらいさらいそうなので注意。
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 この日曜日はひどかった。巻き返さねば。