四夜続けて映画を観た感想

 ……村はずれの乱暴者のサブは、村人たちの手によってゲイ専用の精神病院に送られることになってしまう。そこには「バージンを守る義務がある!」とわめくゲイや、自分は魔法使いだと主張する老ゲイがいる。そこでも鬱憤が溜まったサブは、ついには動く城で病院を破壊して、大浦海岸へと向かう……。『メゾン・ド・カッコーの巣に馬鹿が動く城でやってくるブルース』。
 梅雨明け祈願!夏の映画鑑賞祭り……ではなく、単にTSUTAYAが半額だったという理由で、四夜で四本の映画を観た。その前に二日の間隔あってハウル観たのを入れると、五本か。俺は普段、こういう習慣がないので、ハッキリ言って疲れた。寝不足である。ちょうど巨人×広島戦の放送などがあって見始めの時間が遅れたせいもあるが。
 ああ、しかし、映画って本当にいいものですね。しかも、不思議なもんですね。一時間半とか二時間とか、限られた時間で、こう、世界をね。映像や音楽やいろいろなもので、ね。言葉にできるストーリーだけでは語り得ないものを、ね。でも、疲れるな。読書とはまた違った疲れがある。しばらく観なくてもいいかな。でも、週末に映画館行こうって話もあるんだよな。ああ。