http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060822&a=20060822-00000041-mai-spo
プロボクシング協栄ジムの金平桂一郎会長は22日記者会見し、同ジム所属の世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者、亀田興毅(19)の初防衛戦を10月に行うと発表した。今月2日の同級王座決定戦で判定勝ちした同級1位、フアン・ランダエタ(ベネズエラ)との再戦になる。
注:小見出しに意味無し
ランダエタとの再戦が正式決定したようだ。単なる再戦ではない、リベンジ・マッチだ。ランダエタの亀田に対する、亀田のランダエタに対する、視聴者のTBSに対する……ありとあらゆる方向に乱反射するリベンジの嵐。正直、今からワクワクしてしょうがない。今度は何を見せてくれるんだろう。競馬ファンの習性として、とりあえず予想してみようか。
亀田に有利な点はなにか。日本での試合であり、ホームタウンの強みは変わらない。それ以上の強みもあったように思えるが、さすがに今回それは望めないだろう。二度目の世界戦となり、初めての緊張はなくなる。また、それなりに強い相手との戦いも二度目で、とまどいもなくなるはず。亀田に不利な点はなにか。やはり減量苦。試合後のエクスキューズにも使われていたが、この連中が弱みを見せるということはおそらく本音。また、今回はさらに積極的にK.O.を狙っていかなければならない。圧倒的に有利な判定勝ちでもいいだろうけど、まあとにかく大差が必要。必然的に、さらに守りが危うくなるのではないか。
ランダエタに有利な点はなにか。こちらもこの階級二度目で、その点はやりやすいだろう。また、場内の雰囲気がどうなるかはわからないが、日本には自分の味方が多いという点も多少はプラスに働くのではないか。技術差に関して、この間隔では亀田との差はキープできるだろう。ランダエタに不利な点はなにか。やはり、アウェイでの戦いという点は変わらず不利。また、前回の例から、こちらもK.O.せねば勝てぬという思いは強くなるはず。
判定に入ります。亀田+1、ランダエタ+1でドロー。……とはいかないか。やはりそれぞれの要素の振幅。あるいは、一つの要素が全てを支配しもする。何よりも、それぞれの強さの絶対量。それを考えると、やはりランダエタが強いように思える。しかし、やはりK.O.せねば勝ち名乗りを受けられない。それとも、今回は逆にジャッジが縛られると見て、前回と同じような戦い方を選ぶのか。
……などと糞ミーハーの門外漢が適当に考えてみても詮無きこと。あるいは、もっと大きななにかが動いているかもしれない。とはいえ、それを考えてもあてのない陰謀論に陥るだけだし、何かあるとして、試合が終わった後にとっておけばいいか。