中山記念&阪急杯

 非根幹距離の重賞二つ。ともに大ベテランの勝利。馬券ははずれたが、素直に拍手をおくりたい。しかしなんだなあ、アンカツ単勝十七倍じゃあ、買わなきゃいかんよな。もしもこれが武豊だったら、もうちょいオッズは下がったと思う。アンカツアンカツで今年になって急にすごいジョッキーになったわけではないけれども、今の勢いならばいつもの武人気に近いものがあってもいいはず。まだ、ギャップがある、その間に。で、プリサイスマシーンローエングリンも年齢と実力、それによる人気の乖離があるうちに。しかし、G1ではどうだろうか。中山記念伊藤雄二狙い、というのもちょっと含めてメイショウオウテ。この距離くらいで切れるのではと思ったが。阪急杯キンシャサノキセキを信じてみたが、出遅れとひっかかりでは最後厳しい。
 すみれステークスはゴールドキリシマの単騎が望めたのたので素直にいってみたが失敗。ニュービギニングは切って正解だったが、重賞入着馬アルナスラインの人気がなさすぎた。相手にフィニステールとウィルビーキング(俺が競馬始めた頃に同名馬いたよな)あたりを選んでみたが、後者はちょい無理だったか。ベッラレイアコーナリングで少し置かれていったような。素質は高そう。
 中山の水仙賞はエルソルダードの勝利。スペシャルウィーク産駒で、これが東京になればさらに……とも思うが、どうもスペシャルウィーク産駒は先を期待させて伸び悩むパターンも。このレースの馬券は大外のブルーマーテルからいってみたが失敗。
 ひさびさにしっかり聞いて見て買ってみたが、結果的にはマイナス。ただ、中山の午前中は頑張った。的中率だけ。回収がままならない。しかし、メーン付近でアクセルを放って大きく負けなかったのは幸い。俺はいつでも回収率75%前後でJRAにきっちり観戦料を払う。還らないよりはいい。
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 しかし、調教師の定年ってのはどうかねって世の中でもさんざん言われていることだろうけど。もしもあるとすれば、まだ騎手の定年の方がしっくりくる(騎手に定年があった方がいいとは思っていません、念のため)。瀬戸口調教師にしたって、現役二冠馬のトレーナーだ。競馬の仕組みを他のスポーツに例えるのは難しいが、たとえばプロ野球やプロサッカーで優勝監督が勇退することはあっても、定年ってことはないでしょう。厩舍にも競争原理を働かせる中で、勝ち組を定年で辞めさせるのはどうにも腑に落ちない。上がつっかえて困るというなら、ボクシングの年齢制限じゃあないが、年間勝ち星とか、重賞、G1とかのラインを設けて、それで続行させるとか、まあ、そういうのはちょっと問題あるかもしれんが、まあ、たとえば80歳、80歳なら納得するよ、どうだ、80歳。
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 プリサイスマシーンエイシンドーバーが同着だってのがスッコーンと抜けてたな。80歳だな俺、80歳。