スプリンターズステークス

 直前まで自分の馬券が見えずに困った。ブルーマーテルとかはすんなり買えるんだけどな。で、なんかわからんが、プリサイスマシーンでいこうと決めた。こういう不良馬場とかは、案外ベテランホースが活躍するもの。休み明けもこの馬にはいいし、各メディア異口同音に馬体若々しいというし、そう思わせるってのは状態もいいってことだろう。アンカツが死んだふりして内々回って、直線もぴったりインから強襲のイメージ、最内はそんなに悪くない、もしくは内も外も変わらないというイメージ。
 しっかし、イメージというかストーリーというか筋書き通りだったのはアストンマーチャン中舘英二を乗せてハナ奪取から押し切り勝ち。大舞台で久々の中舘、頭も薄くなって、フジテレビのラストも中舘のプリティぶりで〆。TVKで見た事前コメント、あるいはラジオで、「ピッチ走法なので重馬場は……」という泣き、ちょっとひっかかったが、プロの言うことなのでちょっと信じたが、ブラフみたいなもんだったんか? 大跳びよりピッチがいいだろうとか、それまでは思っていたんだが……。まあ、ええことよ。
 我がマシーンはやはり勝ちきるところまでは難しかったか。でも健闘。サンアディユは本格的な強さを見せた。ローエングリンの飛び出しは見事だったな。ただ、元から下げる意向だった今回、裏目だったのかどうか。後藤だったらぶっ放したかもしらんな(そういや、ジャンバルジャンはしばらくダート使うのだろうか?)。スズカフェニックスは「あえて無印」くらいの予想家が多く、このくらいの馬にそこまでさせるのだから、それなりに状態が無いのだと思って俺も無印。武豊も自分のサイトで二回も泣きを入れてたのは、ファンへのメッセージだったのかな、とか。あと、富士スピードウェイのあと鈴鹿はねえだろうとか。でも、馬主はトヨタなんだけど、まあいいか。