2017年有馬記念について考える

【有馬記念】キタサン“静”の併せ馬 余裕のクビ先着 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

6F86秒4は陣営が想定していた80秒前後よりもかなり遅かった

 

【有馬記念】キタサンブラック 最終追い切り翌日に「異例」の坂路調整

ストランが刻一刻と近づいているキタサンブラックは、最終追い切り翌日としては“異例の坂路調整”を行った。

 辻田厩務員「普段なら(厩舎周りの)運動だけにとどめるところだけどね。最終追いが予定よりも軽くなったのもあって。先生(清水久調教師)の指示で、少しでも馬を動かすイメージで(坂路で)乗った。ジャパンC(3着)でのゴール後の落鉄の影響もないですし、このまま無事に送り出せれば」

おれは秋の初めから「有馬記念キタサンブラック」と考えていた。さらにいえば、ジャパンカップで負けて「有馬で復活」して有終の美を飾る、と考えていた。だからおれはジャパンカップレインボーラインを買ったりした。それはそれでよかったが、それも「有馬でキタサンブラック」への順調さと考えた。ジャパンカップでいったん緩める。メイチはない。だが、有馬でメイチだ。そこが勝負だ。

が、最初の記事が少しひっかかった。調教で想定より6秒遅れとはどうなのだろうか。おれは調教に明るくないし、単に時計の問題ではないかもしれない。しかし、次の記事である。木曜追いを行ったのだ。

キタサンブラックは鍛えて強くなってきた馬である。果たして「最終追いが予定よりも軽くなったのもあって」の「調整」として、これは吉と出るかどうか。

無論、重箱の隅をつつくような話かもしれない。キタサンブラックはおそらく一頭の競走馬として完成しており、「名馬に好調は不要」=「普通の状態で十分勝てる」域の馬と言っていい。とはいえ、「目に見えない疲れ」とかいうよくわからない魔物が取り憑いていないともいえない。

おれは有馬記念の馬券、キタサンブラックを一頭一着固定で、二、三着の荒れを狙うという三連単を考えていた。シュヴァルグランのおかげでいくらかは緩和されるだろうが、やはり過剰に(順当に?)大本命の馬、そうでなくては楽しい配当を受け取れない。

が、木曜の東スポアンカツが指摘していた「ジャパンカップでやけにあっさり抜かれたのが気になる」というのも少し気になる。心身ともに下降線? となると、頭固定は危険かもしれない。

そのあたりのことを考えつつ、少し荒れる二、三着として、日経賞勝ちのシャケトラ、ステイゴールド産駒のレインボーライン、牡馬相手で非根幹距離のルージュバック、最後に中山巧者のサクラアンプルールとか考えているのだが、さて、どう買おうか。日曜日のそのとき、「シュヴァルグランと心中や!」になっている可能性もある。あ、あとCASHで古着売った金で三連単ボックス買うとか書いていたから、それも忘れないようにしよう。とりあえず、以上。