ひとりの日本史

 神奈川新聞、WEB版には見つからないが、山折哲雄のコラム。公と個というが、個は外来語、外来の歴史浅い概念に過ぎない。やまとことばの「ひとり」を見つめなおせというような内容。日本の歴史の中に出てきた「ひとり」。山上憶良の一人寝、親鸞一人、咳をしても一人、そして、虚子一人。虚子の歌は好きだ(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060308#p5)。それで、ちょうど今読んでいる本、今読んでいる箇所、親鸞の一人の箇所。なるほど、ひとりの日本史か。個なんていうものよりも深いか。検索ちゃんで劇団ひとりが元カノにドン引きされたという赤ちゃんプレイを演じていたが、スタジオの客もドン引きする代物。小説なんて書いて、ちょっと文化人面してんじゃねえのかという方向へ行きそうに思っていたが、この調子ならまだ大丈夫だと思った。でもこいつも、世の男どもがうらやむ女を相手に結婚をしそう。もしも相手の家で、彼女の下着を着ているのを両親に見つからなければな。