スキーのジャンプ

http://www.nikkansports.com/sports/p-sp-tp0-20070226-162200.html

トリノ五輪団体戦6位に沈んだ日の丸飛行隊が、再び上昇気流に乗った。

 スポーツにはいろいろあって、常人とはかけ離れた体躯の持ち主たちが、すごい速さで走ったり、泳いだり、なにかを遠くに投げてみたりするわけだけれども、いちばんとんでもないというか、俺の正直に感じるところの表現をすれば「きちがいじみている」ように思われるのがスキーのジャンプだ。超人的すぎる。そう思わない? 俺は思う。高所恐怖症の俺は思う。F1とかそういうの含めてもいちばんヤバイと思う。あれはおかしいと思う。
 そういうわけで日の丸飛行隊の銅メダルおめでとう。しかし、「……日の丸飛行隊というニックネームはいかがなものかと思います。彼らは国家のために飛んでいるわけではない、純粋なスポーツマンなのです。それをまるで、スマトラ島パレンバンに奇襲降下する軍隊のような呼び名で呼ぶのは、右傾化する世相を反映するようで怖く思います。これも安倍首相の言う美しい国の弊害なのか。(47歳・主婦)」みたいな意見は出ないのだろうか。