イノセントカップ〔H3〕

http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=c200734080111
 エックスダンスが注目されているようだ。デビューから二戦圧勝で、鞍上の五十嵐冬樹も絶讃だとか。血統を見れば、父アドマイヤベガに、母の母にダンスダンスダンス。ダンスダンスダンスといえば、1,500mの日本レコードを長く保持した名牝。馬主もブルータブーと同じく社台の一族だし、なるほど人気になるのも当然か。同じ社台でいえば、本馬に前走0.8秒差で負けたディラクエ。姉はエミーズスマイルなのだから、先も楽しみだろう。
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 ふと思ったが、吉田一族あたりは、この辺の地方馬で‘普通の個人馬主感覚’を楽しんでいたりするんだろうか。もう、ぜんぜん競馬関係の雑誌や何かを読んでいないので、想像にすぎないけど。かつて西山茂行オーナーが書いていたんだよね、セイウンスカイくらいの馬になると自分の馬という感覚が無く、セイウンエリアあたりが楽しいとかなんとか。
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 それはともかく、俺はスターゲイズだ。言うまでもなくゴールドヘッドの子だ。パッションキャリーの下だ。認定競走にだって勝ってるんだ。ただ、距離伸びた前走の2.0秒差負けはわからん。道営対策室のサポート馬報告メールがあったと思うが、忘れてしまった。ただ、こんな記事を見つけた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/hokkaido/etc/news/20070405-OHT1T00128.htm

特にこの日の一番時計を記録したスターゲイズの父ゴールドヘッドは、南関東10勝馬でJRAファンにはほとんど知られておらず、産駒頭数も数頭しかいないマイナー種牡馬。だが田中淳師は「スターゲイズの半姉パッションキャリーは道営時代は僕が担当していて、その後に南関東で重賞も勝った思い出の馬。激しい気性は姉そっくりですよ」と母系を重視。この牝系の気性を手の内に入れて絶妙な仕上げを施した。

 というわけで、気性のせいにしてしまおうか。新進気鋭の調教師の立て直しに期待だ。馬券は単勝エックスダンスへの馬連一点で。