競馬の光と陰〜内田さんの場合〜

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 5日の大井3Rで地方通算3000勝を達成した内田博幸騎手(37、大井・荒井隆厩舎)が、来年度のJRA騎手試験を受験することが明らかになった。

 うーむ……。地方びいきとしては地方のままで暴れてくれたら、とも思っていたが。しかしまあ、もうウチパク(この略称はあんまり好きじゃないです)も37歳、大きな舞台を目指すのも当然か。
 俺が競馬を、地方を見始めたころは、まだ内田も乗れる方の若手、というくらいだったろうか。ともかく、的場文男石崎隆之の両巨頭をはじめ、上にわんさか凄腕がいた。でも、ここ数年で一気に全国区。この上昇気流を逃すわけにはいかない、か。
 まあ、腕っこきがより大きな舞台に行く、というのは自然なこと。逆に、伸び悩んでいる人が一歩下に場所を移すなんて流動性もあればいいのだが。あと、JRAが終着点ではなく(短期免許という条件を除けば、金銭的には世界の頂点かもしれないが)、JRAのジョッキーにも上を、海外を目指して欲しい。武者修行とかではなく、もう、免許返上して旅立つくらいの。藤田伸二あたり、JRA嫌いなんだったらどっかヨーロッパとかアメリカとか目指してみたら? とか無責任に思ったり。
 まあ、ともかく内田が中央へ、か(吉田稔……みたいなことにはならんよな?)。はっきりいって、内田との馬券の相性は最悪(無理な穴狙いするため)。俺にとっては、まずそこんところを見直していかなきゃならんか。