http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000001-maiall-spo
自分たち亀田家のせいでボクシング業界のイメージが悪くなってしまい、ボクシング業界のみなさん、ファンの皆さんに大変申し訳ありませんでした。
俺は今朝、徹夜明けということもあって遅く家を出た。亀田の会見は、ワイドショーが放送するかぎり、最初から最後まで見た。このガチンコは見ものになる、そう思った。下品な趣味だ、我ながら。
見応えはあった。やはり亀田家の中では長男が一番クレバーだし、常識が通用しそうという印象を持った。もちろん、亀田史郎との差からくるものだ。仮にも世界王者経験者が反則指示という、糞みたいな事実は消せるわけではないけれど。ないけれど、厳しい質問にもキレたりはせず、泣かせようという質問(お父さんのどこが好きですか?)に泣きもしなかった(涙を見せた方がよかったというストラテジックチョイスもあるだろうか?)。TBSの影響を示唆する微妙な質問もうまくかわした(これについてはぶちまけて欲しいという思いはある。まだTBS復帰の目が残っているのか?)。まだオヤジの影響下にあるのは丸わかりだったが、姿勢はなかなかのものだった(丁寧語が出なくなるのは……仕方ないっしょ、そういう育ちなのだから)。ボクシングもこうだったらいいのに。
そうだ、もしも俺があの場で一問質問できるとしたら、こう尋ねたい。「ボクシングは好きですか?」と。こんなことになって、それでもボクシングを続けるのは、ボクシングのことを好きだからですか? それともまだ、ボクシングは成り上がるための道具、踏み台にすぎないんですか? もし好きだというならば、ボクシングにつば吐くような反則指示は何だったのですか? ……ってね。もう家族のこととかいいよ、ボクシングの話しておくれよ。
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ところで、冒頭でちょっと腰くだけになったのは、対戦相手として内定していたというシポ・マンティ選手の名前。外国の人の名前を笑うのは気が引けるが、なんか力が抜ける……(なんで所属ジムが把握してないんだって疑問はすごく大きい)。
http://www.boxingsa.co.za/
南アフリカのサイトを検索。したら、RatingsのFLYWEIGHT、5位にランクされてるこの人かなSipho Mantyi。実在はするようです。成績は↓だろうか。93年デビュー? 記録が飛び飛びかな? まったく的外れの可能性もあるけど、どうだろうか?
http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=23851&cat=boxer
検索結果見るとDamaen Kellyという選手と試合したことが多く取りあげられているよう。Damaen Kellyさんがどんな選手か検索する。
http://en.wikipedia.org/wiki/Damaen_Kelly
incorrectly known as Damien Kelly、読みはダミアン・ケリーでいいのだろうか?
http://www.boxing.jp/data/ranking/data.htm
2004年のランキングが出てきた。フライ級の上位ランカーだ。で、上のウィキペディアなどを見るに、ビック・ダルチニアン(俺でも名前くらい聞いたことある)との試合がキャンセルになったり、今度長谷川穗積と試合するシモーネ・マルドロットに敗れて引退したりしている選手らしい。このケリー選手あたりになると、ボクシングファンもピンとくるあたりだろうか。
……というように、俺がここらあたりの選手を調べるというのは、日本語があまり得意でないアメリカの競馬ファンがスシトレインの戦績を検索して、この馬を破ったビッグウルフはのちにユートピア(名前くらい聞いたことある)を撃破してるから、えーと、スシトレインの実力は……とか類推するに近いものがあるので、まあ、ええことよ。