温暖化どころではない日本の危機について

京都の和菓子に香りと彩りを添え、祇園祭では厄よけのちまきに欠かせない地元のササの葉が、数十年周期で局地的に起こるとされる「花枯れ」の影響を受け、壊滅に近い状態に陥っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000925-san-soci

 ど、ど、泥食いじゃあァッ! き、き、飢饉の前触れじゃ〜! ……と、パニックになって村長の小屋に駆け込んでしまったが、あいにく村長は裏山に山菜を採りに出たところだったわけなのだけれども、よく考えてみたらあれは竹の花だったかしらん。あれがなにかといえば、各位、半村良の『妖星伝』を読み切ってほしいと思う。読み切る価値のある小説だ。宇宙全部のことを描ききっている。
完本 妖星伝〈1〉鬼道の巻・外道の巻 (ノン・ポシェット)
完本 妖星伝〈2〉神道の巻・黄道の巻 (ノン・ポシェット)
完本妖星伝〈3〉終巻 天道の巻・人道の巻・魔道の巻 (ノン・ポシェット)
 考えてみれば、人並みに読書をしていたと思いたい俺が、これを最後に読書らしい読書をしていないのだ。これ読んだの、四月の半ばだぜ、四月の半ば。それ以来ぜんぜん本を読んでない(同じ日の下にある大きな買い物のせいという可能性も否定しないが)。ただ、本を買ってはいる。悪いくせだ、狭いワンルームアパート暮らしだというのに。
 ええと、それはともかく、ササとタケ、ササとタケの違いを知ってますか? まあ、ウィキペディアでも読めばいいと思うよ。
wikipedia:竹