ささやかだけれど必要なもの

 朝、会社着いて自転車ロックしようとして違和感。手に持ったキーが自由だ。キーを留めていたチェーンが切れている。ループに引っかけてある金具は残っていて、その先が切れている。なんてことだ。意外なものが壊れる。壊れる物は予告しないのだ。これは地味にダメージだ。たった二個のキーをぶら下げているだけ(実は最近カウボーイ・ロック使ってないので実質一個)のチェーンだが、これがないと不便でしょうがない。べつにファッション目的というのでもなく、ともかく「鍵をなくさない」、「すぐ取り出せる」の二点から、ぶらぶらちゃらちゃらぶらさげていたのだ。意外な必需品だ。意識すらしていなかった。くそったれ、余計な出費だ。忙しいから買いに行く暇もなく、どうせならと通販で買う。
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 シルバーだとか二連だとか三連だとかレザーだとか編み込みだとかいろいろあるじゃねえの(注:上のは適当に拾ってみただけで、こんなにじゃらじゃらぶらさげたりはしません)。まあ買い物は楽しいんだけどさ。ところで、あれだ、やっぱり財布をつなぎとめるものだよなこれらの本分は。となると、ヌメ革かなんかの長財布、和柄でかっこいいコンチョ付きのとかになるんだろうけど、いくらチェーン付きでも長財布尻に差す感覚がわからん。なんか無防備、無防備財布マン。俺は臆病だから、二つ折りのが身体前面のポケットに入ってないと落ち着かない。小銭入れはできれば開いて左側にあってほしい。……そうだ、財布もくたびれてきた。これも通販で探して買ったものだ。鹿革だ。一応は手入れしているが、小銭ポケットの前面部を爪で引っかける癖があって、そこが傷になってしまっている。次は二つ折りヌメ革左利き用オーダーメイドか。物欲め、物欲め。
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