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アニメ『マクロスFRONTIER』で興味抱いたマクロス世界。しかししかし、さすがにテレビアニメ版を追ういろいろのコストは負担が大きく、とりあえず劇場版でどうにかというところ。
して、『愛・おぼえていますか』。たぶん、小さいころに見たことはあるかもしれないが、覚えていない。覚えていないが、これ、なんとも一本の映画として、SFとして、すばらしい作品じゃないですか。そうだ、マクロスはおおいにSFだ。小さいころはなぜか、「宇宙人」が出てくるものを「ガキっぽい」と思っていた。ガンダム至上主義。そんなガキだった。が、今や俺はエイリアンどんとこいのSF入門者だ。そしてこれはよいSFだ。SFにトライアングラーと歌と愛を乗せてキューン、キューン吹き上がるヤック・デカルチャ！ アニメとしても、技術的なことはようわからんけど、動きまくっててそんなに古さを感じないぜ。なんか、スタッフロールでいきなり「庵野秀明」とか見覚えのある名前が出てきて驚いたけど。
しかしま、このトライアングラー。なるほど、『マクロスF』の、どっちつかず（自分は「肉体関係のあるシェリルの勝ちじゃね？」とも思うが）のラストに批判的な声があったのを思い出し、これと比べると確かにそうだな、と思える。リン・ミンメイのみごとな振られっぷり。うーむ、なんとも。
まあ、ともかく、これで一応マクロスの出発点みたいなものには触れたと思うし、いろいろと当たれるところに当たっていこうと思う次第なのでした。
ところで、あの、ちゃらちゃらちゃんちゃん、ちゃんちゃんちゃんちゃん、ちゃーん、という中華風のメロディ聞いて、ファミコンのマクロス思い出した。あれはよくやった。連射して出る弾の感じが好きだったっけな。など。
