すべてがウエスになる

エスは、Waste(英語ウエスト:無駄・くず・ぼろ・廃棄物)から、訛ってウエスと呼ばれるようになった。
もともと古着や古布を再利用(→再使用)して雑巾がわりにするものである。

ウエス - Wikipedia


 「ウェス」と発音していたが、「ウエス」が正しいらしい。まあ、転訛してきた言葉の正しさなんてものはあてにならないだろう。ともかく、ウエスだ。自転車を触っていて、これは必要だと思える。今までの折りたたみ自転車はそれほどメンテナンスしないできたので(というか、適当に油をさせばいいと思ってCRC556吹きまくって真っ黒)、あんまり必要なかった。手が汚れそうなら軍手とか、その程度。
 が、このたびいろいろチェーン掃除などしていては、やはりウエスが必要だ。雑巾ではちょっともこもこしすぎているし、3枚100円といえどもばかにならん。そこで、ウエスだ。もちろん、既製品を買い付けたり、業務用のを10kg単位で買うということはない。ボロタオル、ボロシャツをリユースするのだ。とても大事な君の想いは無駄にならない。想いは君を裏切ってはならない。
 というわけで、なんかもうとっとと古いシャツをぶった切ってウエスにすることで頭がいっぱい。なんというか、無駄にならないのがいいよね。あまり服を捨てられないから、部屋を狭くしている原因だし。そうだ、ウエスにすれば、たとえば革コートの手入れなんかにも使えるな。そうだ、革用クリームも買わなきゃ。そしてもちろん、どんどんシャツとか更新していこう。新しいシャツ、新しいアンダーウェア、ウエスとして使われる古着、きれいになる自転車。何もかも間違っていない。たぶん。