マナカナ連続殺人事件

 「マナカナは一人で十分なのよっ!」 グサッ。「ぎゃひー」。……死んだマナカナのひとり。果たして生き残ったのはマナかカナか。芸能界を舞台に、実在の俳優たち(麿赤兒西田敏行長嶋一茂石原良純など)が実名で挑むノンストップ・サスペンス。
 というドラマが創られたのち、なぜかマナカナは同時に人々の前にあらわれることはなくなった。双子という売りを失った彼女(たち?)は、やがて表舞台から消え、人々の記憶からも消えていったのである……。
 三十年後、一人の青年ライター(大森南朋)が、ふとしたきっかけで、この伝説のふたりっ子女優の謎にせまる。その結果明らかになった真相とは!?→(※ネタバレ:最初からマナカナは一人だった)。

 ……今朝、連続テレビ小説「だんだん」を見ていたら、こんな壮大な想念が浮かんできた。是非とも映画化して金持ちになりたいので、マナカナはすぐに関内まで来て下さい。一人で。