WBC2009優勝企画〜もしも10年前にWBCがあったなら〜

 昨夜、TBSのWBC再放送を見ながら、ふと部屋の片隅に転がっていたプロ野球メンバー表に目が行く。2000年のものだ。掲載されている成績は1999のものだ。ほぼ10年前といっていいだろう。表紙に上原と松坂。もし、このときにWBCがあり、日本代表が組まれていたら……。
 そんなふうに思った俺は、手書きで成績をひろいはじめた。遠い昔、ファミスタの攻略本を見ながら、「ぼくのかんがえた最強チーム」を作る心持ちで、安いワインの酔いも手伝って。せっかくなので、さらす。俺はそれほどプロ野球に深く精通しているわけではないので、「サードいねえじゃん」、「レフトどうすんの?」、「こいつ、1999年は突発的に活躍しただけで、2000年はだめだった」とか言われても、しーらない。あと、数字も手書きでメモったものを、いま打っただけなのでご容赦。

投手

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 →上原、松坂のデビュー翌年。松坂はもう入っていいはず。伊藤智仁の高速スライダーは、世界中の誰だって打てねえよ、という思い。神がかっていた篠原、投球フォームの好きな川村あたりにも期待したい。岩瀬、高津、佐々木とくれば、押さえも万全じゃねえのって。カープファンとして、佐々岡はちょっと勝負弱そうなイメージがあって。

捕手

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 →捕手はやはり古田の時代と。ベテラン伊東あたりおもしろいような気もするが、バットで期待できるぶん、城島、谷繁か?

内野手

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→守備位置については勘弁。小笠原は「松坂キラー」として名前を売り始めたところ。松井稼頭央も、今回選ばれていた可能性もあったか。ノリさんは、なんというか、あんまり日本人大砲がいないというか。

外野手

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→外野は激戦区。イチローはここまで6年連続首位打者ゴジラ松井も日本の四番といえる時期。緒方も打撃面ではキャリア・ハイのころ。前田は個人的趣味としかいえない。新庄は、いたほうが面白そうなので。

過去へ未来へWBCの夢

 というぐあいで、こんな風に、五年前、十年前、十五年前、二十年前……と、そのときどきのオールジャパンを妄想するというのも楽しいかもしれない。WBCのおかげだ。いや、WBCなんてなくったって、小学生のころの俺のように想像する楽しみはあった。あったけれども、やっぱり、このように、具体的な大会の地続きとして考えられるのはいい。
 しかしどうだろう、十年前の日本。今の日本代表とどっちが強いか? 俺は、今の方が強いんじゃないかと思う。この妄想のように、いろいろの事情いっさい考慮しないメンバーでも、昨日の日本代表の方が強いんじゃねえかと、そんな気がする。昨日の日本代表の方が強いんじゃねえかと、そう思いたい。
 ともかく、別に大会の成り立ちや運営、参加国の質やらなんやら、問題はいろいろあるんだ。あるんだけれども、この、ワールド・ベースボール・クラシックがあるのとないのでは、ある方がずっといい。いいに決まってる。決まり切っている。もしも、アメリカが、MLBが「もうやめた」って言ったらさ、日本が手を挙げてもいいし、みんなでやってもいいし、ともかく、四年、長い長い四年後を楽しみにするよ、俺は!