- 作者: アーサー・C クラーク,Arthur C. Clarke,山高昭
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1995/03/01
- メディア: 文庫
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ただ、なんだろうね、なんかこう、もう、主人公が100歳とか超えちゃうわけじゃん。こうなると、なんかわからんけど、読んでいて感情移入できないというか、どうしていいかわからん気になる。こういうSF的長命というと、まあいろいろあるんだろうけど、『リングワールド』とか、『スキズマトリックス』とかさ。どうもね、なんとなくね。まだ、機械化した人とかの方がわかるというか。
このあたり、ようわからんが、たとえば著者の「老い」への感覚とかが反映されたりとか、そういうところとかあんのかしらん。でも、それぞれそんな晩年の作でもないしな。俺の中に「老い」へのバイアスでもあるのかな。それもあるだろう。でも、SFにおける老い、なんてのはなんかありそうだし、俺はSFについて「SF作品に接する」以外のことをほとんどしていないのだけれども、そういう研究みてえなのもあるかもしらん。
で、さらに『3001年』ちゅうのがあるようだが、どうしようね。これは、持ってないんだ。さて。