第1回ぼくの考えた感傷と追憶のジャパンカップ

 俺はなんといってもジャパンカップが好きである。なんと言われようがジャパンカップがおもしろい。東京の2400mでやってくれるG1というのがいい。なにより外国馬が来るのがいい。競馬をはじめてからしばらくの、あるいは一番熱心だったころ、俺は繰り返し繰り返しジャパンカップのVHSビデオを見たものだった。見るたびに、サクラシンゲキに涙した(あんまり関係ないが、追悼、サクラユタカオー)。第1回からレガシーワールド、あるいはマーベラスクラウンが勝つジャパンカップまで。その結果、リアルタイムで知らないのに、よく知ってるような連中がたくさんできてしまった。
 そしてまた、今年も外国から馬が来る。おおいに歓迎したい。せっかくだし、過去に来た連中も歓迎したい。過去に来たやつらを歓迎する意味で、夢のジャパンカップを考えてみた。以下のとおりである。去年のものからチョイスしていったら、40頭をはるかに越えてしまった。泣く泣く切っていった。馬券の買い目を減らすより辛い話である。して、結果として、なにか古い馬が多い。勝ち馬は少ない。ここからなにか自分の馬の趣味、馬名の好みなどが浮かび上がるだろうかどうか、よくわからない。

第1回ぼくの考えた感傷と追憶のジャパンカップ

馬番 馬名 本紙

1

1
 ボルジア
 

2
 トリプティク  

2

3
 イブンベイ

4
 マジックナイト

3

5
 スタネーラ  

6
 ペイザバトラー  

4

7
 ジョンヘンリー  

8
 アワウェイバリースター  

5

9
 ハーフアイスト  

10
 ベタールースンアップ  

6

11
 エスプリデュノール  

12
 ドクターデヴィアス  

7

13
 トニービン  

14
 アーバンシー  

15
 オスカーシンドラー

8

16
 ナチュラリズム

17
 メアジードーツ

18
 コタシャーン