カメラをバッグに入れる方法(ラオスに行きたい)

 だいたいカメラはすばらしいブラックラピッドでぶら下げてるからいいようなものの、やはりときにはバッグの中に放りこんでおきたいときもあって、そんなときどうしていたかというと、
 1.そのまま突っ込む
 2.スーパーのシャリシャリ袋に入れて突っ込む
 この2通りであって、こんな風に扱いがぞんざいだからCMOSに埃がつくんじゃないのかとも言われる。俺はCMOSに埃がつくと死ぬほど気持ち悪くなってカメラを見るだけで吐き気がしてくるが、CMOSが美しければたちまち宇宙はカオスからコスモスに転じると言える。そういうわけで、いよいよ調子にのって消費をしはじめた俺はバッグの中にカメラを入れるためのなにかを買うことにした。
 で、常識的にはカメラのインナーケースとかクッションボックスになるのかと思うが、どうもあいつらは固そうでよくない。無駄にスペースを取りそう。そういう予感。やはり、むしろ、袋の方がよいのではないかと思う。対ショック性とか、愛用しながらいつの日かガシャンと落ちるような気がしてならないブラックラピッドにぶら下げている身からすれば大した話ではない。袋でいい。
 というわけで、要するに俺は「巾着袋」で検索をかけたりした。が、出てくるのは弁当などを入れるなにかであって、一眼レフを入れるなにかというのはなかなかひっかからない。どうしたものだろうか? と、思いながらも見つけたのがこれである。

今までになかった使い勝手の良い巾着タイプ。カメラバッグに固定するのに便利なべロクロテープ付。お好きなバッグに入れればカメラバッグに早変わり。

 微妙に俺のニーズとすれちがってはいるが、わざわざ巾着って言ってるんだからまあいいだろう。サイズは何個かあって、大は小を兼ねるような気もしたが、大すぎてバッグに入らなければ本末転倒であってAというやつにした。
 それでまあ、届いてみたのをドイタートランスアルパイン25に突っ込んでみたらこんな感じ。悪くない。仕切りが二つ入っているのを一つ取って、片方に本体、片方にレンズ。このところの広角つきカメラと、この日記には一切存在を書いていないシグマの18-200mm F3.5-6.3突っ込んでみたら余裕で入る。横幅はバッグいっぱいに近い。A4くらいなら入るtimbuk2にも入る。まあ、こちらは他のスペースを食い過ぎるので、直接突っ込んだ方がいいか。いや、よくないか。
 まあ、こんなんなんでもいいんだろうけど、こんなん買いましたよ、と。

 ちなみに、替えの電池、メモリーカードケース、レンズクリーニングペーパーとかは、こういう巾着袋に入ってる。これはどっかのフリーマーケットで買ったもので、ラオス製らしい。大胆な色使い、謎の遠近法、よくわからない哺乳動物らしき存在、横長すぎるニワトリかもしれない何か、なにもかもすばらしい。400円だった。街中がこういったデザインで溢れているならば、ラオスに行ってみたいとも思う。おしまい。