……というようなフレーズがあたまにポーンと浮かんだのだけれども、おれはまったくそんなことできやしないし、したい気持ちもおこらないので、たれか勝手に座右の銘のようにしてください。
ちなみに、wikipedia:アレクセイ・スタハノフはソ連邦の労働英雄で、個人的にはアメリカのジョン・ヘンリーとタッグを組んで蒸気機関と戦ってほしいと思う。
シモーヌ・ヴェイユはブログとか書いてほしいと思う人(男盛りの強健な男たちが、地下鉄の座席で眠りこけてしまうのだ - 関内関外日記(跡地))。
で、問題はヌレエフ、ルドルフ・ヌレエフである。まず表記で迷う。現役馬券購入者とはいえないものの、「ヌレイエフ」と書きたい気持ちはある。ただ、さきにこの名を知ったのはsuedeの「Whipsnade」という歌詞の一部ではないかと思うのだ。
"...and we'll move like Nureyev that night"
対訳にはこうある「夜のヌレエフのような身軽さで動く僕ら」。おれは「ヌレエフ」がだれか知らなかったし、そのころはインターネットやウィキペディアもなかったと思うのだけれども、まあなにかバレエ・ダンサーであるということくらいは知ることができただろうか。それこそ、種牡馬事典からさかのぼって知ったのやもしらん。そして、当然のことながら踊りなどみたことはないし、そもそもバレエなど見たことはない。萩尾望都の漫画で読んだか、ほかにニジンスキーという人がいるらしいことくらいしか知らぬ。
なので、俺の中でヌレエフはあくまでmove likeであって、dance likeの感じではないのだし、なにか夜、しなやかに、優雅にうごく若者のようすというイメージがある。
とはいえ、なんだろう、今回あらためて歌詞とヌレエフの経歴を見るに思うところがある。ウィキペディアから引く。
1961年に、海外公演の途中に亡命
moveには「引っ越す、移転する」って意味もあって亡命に使えるかどうかはしらんが、あるいは「あの夜のヌレエフのように国から国へ動く」みたいなニュアンスだろうかなどとも思ったりして。Coast to coast / Side to side だし。あと、歌詞サイトによっては「at night」になっていて、俺も実は「at night」と記憶していたのだけれども。
まあ、べつにそんなのはどうでもよろしい。やっぱりおれのなかでのヌレエフは夜の街で優雅にムーヴするのだし、Whipsnadeの動物園がなにを意味するかもしらん。どこの言葉で書かれたものだろうと、歌詞の意味などわからんでいいし、正確に理解しようという意思はあまり持たない。
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