夏のアニメが終わっていく・1

 夏のアニメが終わっていく。見はじめたものの途中で見なくなったものもあるし、最後まで見たものもある。最後まで楽しく見られたものもあれば、そうでもないものもある。見終えたものについて、いくらかメモする。

……見なくなったもの。アオハライドグラスリップ、月刊少女 野崎くん、DRAMAtical MurderLOVE STAGE!!RAIL WARS!

さばげぶっ!

 これは1年を通しても最上位に来る作品じゃなかろうか。とはいえ、最初は抵抗があった。BB弾が飛び交っているのに目にゴーグルがないのにむずむずしたのだ。が、再三のナレーションによってかどうか、「実弾が飛び交っているのに大丈夫なギャグ」と脳内を切り替えることによって、すんなり楽しめるようになった。なった後は全自分前進、なにかの難民(ゆるゆりゆゆ式?)であったおれが収容された。へごちんにとっても出世作になればいいなと思う。エンディングテーマも好きなので買った。原作に手を出すかどうかは未定。2期を強く望む。以上。

信長協奏曲

 絵柄に癖があって「見なくなるかも」とか思っていたが、キャラも話も存外に面白く、ぐいぐい引きこまれてしまった。原作漫画がどのような調子なのかわからないが、アニメの信長のノリがそのままであるならば、ちょっと読んでみたいと思う次第。これは穴馬だったなぁ。

ハナヤマタ

 「女の子だけが出てきてキャッキャしてればいいんだろ」と自分自身について思っていたが、別にそういうわけでもねえなと思った。いや、どこが悪いというか、どこがおれと合わなかったのかわからないが、フィットするところなく終ってしまった。途中、旧劇エヴァ録画のために2話くらい飛ばしたが、まあそれがなくてもというところ。

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。

 「女の子だけが出てきてキャッキャしてればいいんだろ」と自分自身について思っていたが、別にそういうわけでもねえなと思った。いや、どこが悪いというか、どこがおれと合わなかったのかわからないが、フィットするところなく終ってしまった。なんだろうね。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!

 これは声優さん目的で見ていて、原作世界のことはこれの前作以外知らない。戦闘シーンなど丁寧かなあと思ったような気もするが、全体的にあまり印象に残っていない。原作世界知らんといかんかという気もするが、今さらの感もあり、でも、続くんだよな「イリヤ」は。

東京喰種トーキョーグール

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 最後の方が、というか最終回が詰め込みすぎ、否、主人公以外を完全黙殺というあたりがなにか残念な印象。2期が無いとすると消化不良というあたり。が、原作もなにか終ったらしく、そのあたり分量とかどうなの? というのは残る。ただ、エンディングのイラストとテーマソングはすばらしく、People in The Boxを知れたのはよかった。最後の最後に出てきた釘宮理恵キャラの躍動するとことかもっと見たかったな。

アルドノア・ゼロ

ラジオCD「アルドノア・ラジオ」Vol.1

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 分割2クールものの前半終了。毎回のようにラストに「おお、どうなるの」という展開で持ってきて、分割のラストも「おお、どうするの」という。ただ、やや火星側のスーパーロボットにリアルロボットが智恵と勇気とAK47(違うか)で立ち向かう展開に食傷気味というのはある。後半はどうなるのか、まあ予想はつかない。関係ないが、否、すごく関係あるが、これのラジオは本放送直後に振り返りをやっていて、これがアニメのラジオの本道かなぁなどと思ったりはした。

ハイキュー!!

 名塚佳織さん以外ほとんどというか全員野郎というバレーボール漫画だが、これが存外面白かった。少年漫画というものを読んでいたころを思い出させてくれたような気になった。正統派のスポーツものという感じで、心地良い視聴感があった。アニメでまた見られるならみたいもの。

キャプテン・アース

 一部グラフィックがいいなと思った以外、なにも残らなかった。というか、勝手に分割2クールと思って、何話か録画しそこねた。まあ、それがあってもなかってもというところというか。このキャラが、とか、このメカが、とか、このキメ台詞が、この音楽が、とか、なにも残らなかった。あまりロボットものとは相性がよくないのかもしれない。まあ、『スタードライバー』もそんなに……だったし。そんなところ。

……というわけで、もう一週間もすれば残りも終わるか。そのときにまた。しかしまあそして次のアニメが、アニメが、アニメがはじまるのだよなぁ……。