- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2009/06/03
- メディア: Blu-ray
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で、結果みごとに「ガン=カタ」の映画であった。SFっぽい演出がすべて「ガン=カタ」解説(監督自ら演武)レベルだったら、ひどくマニアックな映画もしくはひどくひどい映画として名を残したかもしれない。しかし、わりとそこそこそれなりの雰囲気があって、そこのところで可もなく不可もなし(あるいは2002年の映画なら頑張っている方か)という感じで、あまり印象に残らないのである。残るのは「ガン=カタ」である。アクションシーンは実際すごい。
ところで、ネットでこんな解説がある。
「防御面では63%上昇」という台詞は「一撃必殺の技量は63%向上する」(The difference of a 63% increase to lethal proficiency)の誤訳。
gun=kataとは (ガンカタとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ここの箇所だけれど、おれが借りたBlu-ray版では63%という言葉自体カットされていた。吹き替え、字幕ともに。
また、この場面も。
wikipedia:リベリオン
プレストンがモルグ(遺体安置所)でパートリッジの遺体と対面するシーンでは、死亡しているはずのパートリッジが呼吸をしている様子が確認できる。
これもよくわからなかった。でも、なにか早送りの演出がなされていたから、修正されたのかもしれない。ただ、すごくよく見れば、というレベルの話なのかもしれない。
いずれにせよ些事である。兎にも角にもとりあえずおれは「ガン=カタ」を見た。それでいい。クリスチャン・ベールはかっこよかったし、感情を失った表情もよかった。日本語吹き替えでは小山力也に田中敦子である。それもよかった(吹き替え+字幕というよくわからない設定で観た)。まあなんだ、それなりに観て損はないんじゃないだろうか。こう、P.K.ディックっぽい世界観とかに過度の期待を持つとなんだけれど、「ガン=カタ」だし。うん。
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……この映画には「パンチをすると弾丸が発射される」というギミックが出てきたけど、これもガン=カタの一種といえるだろうか。