コンビニ弁当を一気に三つ食うという発想

おれは貧しいのであまりものが食えない。食えないと腹が減る。寝る前などにひどくなる。「オランザピンのせいじゃない?」とかいう意見もあろうが、なんでもいい、おれは餓えている。餓えて、上のようなことをつぶやいたりもする。そしてすぐに食えるようなものはないし、おれは餓えたまま寝てしまう。

それにしても、だ。つぶやいたあとに思った。「宅配ピザLサイズ三枚というのはどこか想像がつくが、コンビニ弁当三つというのは想像がつかない」と。おれの気持ちは、コンビニ弁当三つにとらわれてしまう。思わず「コンビニ弁当 三つ」などと検索してしまう。検索してしまうと、次のような結果が出てくる。

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厳密には、弁当のみを三つ一気に食ってるわけじゃない。でも、食ってる。すごい。うらやましい。おれは妥協して二つ、くらいにしてしまうかもいしれない。やけ食い、というものをしたことがない。やけ食いするのもいいかもしれない。それにしたって、コンビニ弁当三つだ。それは偉大だ。せいぜい弁当一つにからあげ棒一本とか、そのていどだ。そこを乗り越えて、コンビニ弁当三つ。そこに行きたい。タイプも似たような弁当がいい。麺類とか混ぜたくない。米とおかずのある弁当三つ、これを一気に食う。すごいな、なんかすごい。これはすごいんじゃないのか。そう思う。そして、そんなすごいことをしたら、あとは死ぬしかないんじゃないのか、と思う。それでも、コンビニ弁当三つ一気に食ったりしたら、死んでもいいに決まってるって、そう思う。