高そうなお肉をいただくのこと!

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肉、いただく。多謝。

おれはこのところベジタリアンかというくらい肉を食っていない。カロリーと金銭の面からそうなった。だからといって肉が嫌いなわけじゃない。

とはいえ、なんという豪華な肉。本場やで。……って具体的に米沢がどこにあるのかよく知らないのだけれど。

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でもって、いただきました部位はスネ肉とスジ肉。……なんや、焼けば食えるんか? と、思って検索したら、両部位ともひたすら「煮込め、煮込め」であって、「圧力鍋」という単語も頻出する。煮込むしかない!

というわけで、スジ肉はスジ肉の煮込みに、スネ肉はシチューにすることにする。真夏に。

まずはスジ肉。お肉と一緒にお店のレシピが入っていた。「1時間煮込む」とかある。おれの食生活、というか料理に「時間」という単位はない。「分」とか、下手すれば「秒」である。だが、せっかくの良い肉のスジ肉なのだから、言われたとおりにやってやろうじゃないか。しかしなんだ、500gで5人分とはいえ、「酒2カップ」とか「砂糖半カップ」とか「醤油1カップ」とかいう単位にもクラクラする。

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まあとにかく、煮込まなければならない。最初に軽く茹でて(それでも15分)、水洗いして一口大に切るのだが、「こんなに固い部位が食べられのか」と思う。思うも、ひたすら指示通りに煮て……。煮たところでいったん終了。肉と煮込み汁を分けて、野菜その他に移る段階でストップ。それぞれタッパーに入れて冷蔵。そうだ、スジ肉の煮込みに必要な長ネギ、大根、酒、豆腐などがなかった。台風の予兆のなか、スーパーで買った。買って再開した。「水3リットル」て、鍋ギリギリやん、などとなりつつ。それと、大根一本はでかすぎだろと思って(値段もあって)半分のを買ったりとか、レシピにないけどニンジン入れようとか、なんか生姜よくね? とか、こんにゃくは、とか。あとは、あれだ、大根は電子レンジ使ったり、「昆布一枚」という指示は無視して顆粒だしつかったりだし。そんでも、煮込み時間と、「沸騰したら少し冷まして、また沸騰させる」のを3、4回繰り返す、というのもやった。

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で、できた……のか? なんか煮込みというよりスープに大量の具、という感じになったのだが。火力をケチったのか、落し蓋がうまくいかなったのか。しかしなんだこの写真、も少し「映え」を意識しろ。せめて肉を上に。でもまあともかく、大根から食べる。おれはそういう人間だ。……うーん、ちょっと薄味? あんなに大量に醤油と砂糖ブチ込んだのに。煮込みが足りないのか、どっかで量にびびったのか、勝手に足した具が悪かったのか。

それでもって、主役の肉……なのだが、これが「おお、マジか!」というくらい柔らかい。ひどく固そうな部分も、ホロホロのトロトロなのだ。味も肉から十分に出てくる。正直、野菜の味付けには失敗したが、肉には成功した。主役は肉なのだから、問題ない。しかしまあ、時間をかければこんなに柔らかくなるものなのか、牛スジ。そして美味。圧力鍋欲しくなるわ。

 

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 ……想像していたより高くないな。

というわけで、次はシチューに挑む。いや、挑むというほどではないけれど、スネ肉の下処理も時間勝負みたいなので、じっくり取り掛かる。では、再度、多謝!

 

そして……。

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追記:翌日はさらに味が染み込んでおりました。