ビール詰め合わせいただきました。ありがとうございます。
ビールの詰め合わせは、なんかいいですね。詰め合わせ。アソート、というのかな。ビールのアソートはいいです。いろんな味が楽しめる。
カールスバーグ(デンマーク/日本製造)。日本のビール類にも、最低限このくらいの苦味はほしいよな。 pic.twitter.com/ZU4QLAt3ui
— 黄金頭 (@goldhead) 2019年6月12日
そういうおれは、たとえば飲食店で小丼のセットなどを頼むタイプの人間だろうか。小丼+小うどん、的な。それは、ノーだ。一食、という単位でいうと、たとえ食べたことのない魅力的なメニューが二つあろうと、それのハーフ&ハーフがあろうと、一品で行きたい、というところがある。その方が、なにか「食べたりなさ」を感じなくていいからだ。
……と、「じゃあお前、毎月一枚のピザでハーフ&ハーフどころか四つの味のやつを頼むのはどういうことだ?」ということになる。ピザは……、ピザはいいじゃないか。こういっちゃなんだが、宅配ピザは宅配ピザ味だ。ちょっとした変化じゃないか。全体で一枚じゃないか……説得力ないな。
どこが境目なのか? おれにはよくわからなくなってきた。ビールの330ml瓶でいろいろあるのは楽しい。だが、一食の食事でハーフ&ハーフ的なものは避けたい。でもピザは別。どういうことか? おれにはよくわからない。そして、ハードリカーなどであれば、ミニボトルよりも一瓶、だ。あまり食べないけれど、あられのようなものもアソートが好き、という気もする。
よく、わかんないね。
まあいいや。
しかしなんだね、なんで日本は350ml缶で、海外は330mlが標準なんだろうね。おれはね、ダイソーで買ったポーランド、あるいはハンガリー製のビアグラスを愛用しているのだけれど、それがやはりちょうど330mlなんだよね。
これに、350mlの日本のビール的なものを入れるとどうなるか。少し、缶にあまる。おれはそのあまりが好きだ。グラスいっぱいなのに、まだちょっとある。それが愛おしい。一口飲んで、すぐに足すか。半分くらい飲んで、足すか。考えるだけで楽しい。おれは20mlのビール的なものに喜びを見出す。
不幸はないに越したことはない。
喜びがあるに越したことはない。
人生のハーフ&ハーフ。おれが罹っているのは躁と鬱の病気。やはりおれは、小丼と小うどんで中途半端に生きていくべきなのだろうか。それとも、そのとき一つに決めるほうが双極的なのだろうか。考えはまとまらない。まとまらないまま、夜は更けていく。おれは老けていく。
寺山修司は人に「馬券はトータルでプラスですか、マイナスですか?」と聞かれると、「あなたの人生はトータルでプラスですか、マイナスですか?」と問い返していた、とかいう話があったっけ。それじゃあ。