今年の夏、コロナで仕事も少ないし8/11〜8/14を夏季休業にして、前後の土日プラスして9連休にしましょう! ……と言ったら、そのようになった。
が、コロナで仕事も少ない一方、コロナだからどっか行くのも気が引ける。さらに追い打ちをかけるのは突然の酷暑。長雨で気温はそれほどでもなかった7月が終わると、ダブル高気圧だかなんだか知らないが、やばいくらい暑い。図書館に歩いて行って帰っての8,000歩くらいでもやばいと思うくらいやばい。
なので、基本的におとなしくステイホームということになる。そしておれは「ゲームでもするか」と思った。候補は二つあった。まず、世間で評判の『GHOST OF TSUSHIMA』。ただ、おれ、この手のゲーム下手くそなんだよ。ニーアオートマタすら崖から落ちて登れなくなって開始30分くらいのところで放り投げて終わった。
で、もう一つの候補だった、これにした。
『龍が如く7』、これである。新作とは言えないが、まあ今年のゲームだ。
で、おれ、『龍が如く』シリーズをいっさいやったことがない。やったことがないのに、なぜ7になってやろうと思ったのか。舞台が伊勢佐木異人町……というか、伊勢佐木町周辺なのだ。関内の駅向こう、寿町、ハーモニカ横丁、日の出町、中華街、山下公園あたりが出てくるらしい。これは完全におれの行動範囲じゃないの。それが、ゲームになって、中をうろつける。そういう体験はめったにできるもんじゃない。
それに加えて、よく知らないがシリーズの世界は引き継がれているものの『7』で主人公が代替わりしたらしいこと、戦闘がアクションではなくコマンド選択式だということも背中を押した。
で、どれだけ実世界と似ているか、関内や関外にちょっとは詳しいおれいわく……脳がバグる。「ちょっと駅通り抜けてあそこの牛丼屋行こう」とか主人公たちを操作して、「あれ、無い! なんで!」みたいなことになる。そこは崎陽軒だろとか、その横断歩道の向こうの角にあるのはドンキじゃない、とか、あれ、この橋を渡って図書館に行かなきゃ、とか、なんか頭が混乱してくる。各地区がそれぞれに凝縮されて、さらに連結されているものだから、正確な都市再現というわけじゃないんだ。でも、それぞれのデフォルメ具合が実に芯を食ってるものだから、混乱すらするのだ。すばらしい。実際の街の風景とゲーム画面の比較みたいなのは、You Tubeにいっぱいアップされているので、興味がおありの方は見たらいい。
しかしなんだろうね、伊勢佐木モールで車上荒らしやどチンピラや凶暴フォークシンガーとホームレスヤクザが金属バットとかで殴り合ってるのが横浜だと思われたらどうしようというかね。いや、コロナのマスク奪い合いで殴り合いしてた場所じゃねえかといえば、そうなのだけれど。自動販売機の下から小銭を拾うどころか、投入口をわざと詰まらせて金を奪い合う世界ではあるのだけれど。
赤いジャージ着たおっさんが自販機の釣り銭と自販機の下に手ェ突っ込んで小銭集めしてたら、道のあっちがわからグレーのジャンパー着たじいさんがやってきて、大声で「それは俺んだ、馬鹿野郎!」と大声で怒鳴ったものだから、関係ないおれまでびびった。赤いジャージのおっさんはどっか行った。
……あれ、『龍が如く』よりラーメンが獣臭い?
で、ゲームの方だけれど、なぜか連休中ロングスリーパー(10〜14時間睡眠)になってしまったうえに、本なども読んでいてあまり進んでいない。まだ中華街にも山下公園にも行っていない(さっきから実名で書いてるけどゲーム内ではちゃんと別称になってます)。まあ、気長にやるよ、やることがたくさんありそうなゲームだものな。ストーリーとかについてはクリアしたらまた書こう。
とりあえず、以上。
_____________________
……ゲームの攻略本というものはもう久しく買っていないが、アイテムとして少し欲しい。
……いつかツシマにも行くのだろうか?