アードベッグいただきましたのこと、あるいは天皇賞(秋)について

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アードベッグいただきました。ありがとうございます。ブナハーブン牝馬なら、アードベッグは牡馬ということでございます。いずれにせよ、三冠馬バンザイ。

というわけで、デアリングタクトとコントレイルの話しましょう。……いや、「ふりむくな、うしろには夢がない」だ。いや、デアリングタクトもコントレイルもこれからの馬なんですが。

そうじゃない、近い過去と近い将来なら近い将来、次の日曜日のことを考えよう。そういうことだ。今から終わってしまったレースの馬券は買えないのだ。覆水ノー・リターン。

というわけで、天皇賞(秋)だ。

天皇賞(秋)(G1) 出馬表 | 2020年11月1日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

問題は、アーモンドアイだ。先に述べた二頭、あるいはグランアレグリアの活躍などによって、「ちょっと前の最強馬」みたいな感じが、自分の中にはある。とりあえずおれが今年の天皇賞(秋)はアーモンドアイが歴史に燦然と輝く戦績の馬だということを思い出すところからはじめなくてはならない。

アーモンドアイ | 競走馬データ - netkeiba.com

ふあー、やっぱりすげえよな。レース内容もすごかったよな。デアリングタクトやグランアレグリアも信じられないところから飛んできて差し切る馬だが、アーモンドアイもすごい。あえてG1ではない、シンザン記念など思い出してみてもいい。秋華賞だって小回りでけっこう無茶な位置からギリギリで差し切った。

そして、持ち時計がベラボーだ。今週末は晴れる。先週などは少し重めだったが、軽くて時計が出る馬場になるかもしれない。少頭数でさばきやすいだろうし、少し前目につけることだってできる。ルメールが下手を打つことは考えにくい。休み明けも良いタイプだ。

……でも、問題は、やっぱり、なんというか秋の五歳牝馬というあたりな。あんまりレース使ってないからフレッシュなんだろうけど、ひっかかるのはそのあたりか。

とはいえ、新興勢力として三歳馬の強いところ、たとえばサリオスなんかが出てこない。サリオスがアーモンドアイ級とやり合えるかどうかはわからんが。なんというか、十二頭立て、それなりに実績のあるメンバー。ただ、こいつは新時代を築くかも! という馬はいないように見える。いや、完成形になったばかりの四歳クロノジェネシスか? ジェネシスなのか? でも、やっぱりアーモンドアイ?

でも、馬券を買うとしたら、やはりアーモンドアイを一着にしない馬券も買おうかと思っている。大穴は狙わない。三連単の中穴くらいでいい。

そこで気になっているのがフィエールマン。菊花賞で当てたのはいい思い出だ。直行で天皇賞(春)→(秋)連覇を狙う。この馬のすごい末脚といえば、ラジオNIKKEI賞で二着したときの印象が強い。……けどあれか、府中に合うのか、むしろ。というか、馬場がひどく重くなったキタサンブラックの買った年以外は、むしろマイル路線、マイル適性が高い馬が来ているという。フィエールマン、マイル走ったことすらない。

が、ひょっとしたら、「本来の適性距離はマイルなのに、絶対能力で2マイル戦を勝ってしまっている」という未知の可能性があるのではないか。でた、ついに未知が出た。未知の魅力。無理やりだが、これでアーモンドアイをひっくり返す。

……無理かな。今のところぼんやり考えているのは、アーモンドアイ、クロノジェネシス、フィエールマンの三連単ボックス(買い目によって強弱つき)なんだが、なーんか、どうも、うーん、ダノン二騎とかな、怖いかな。あとは、重賞勝った直後に去勢されるという珍しいパターンのダイワキャグニー。これは馬場が渋ればというところだったが、まあちょっと抑えの馬連でいいか。もうちょっと考えよう。

とりあえず、こんなところです。