うちの職場では常にTOKYO FMが流れている。
少し前のことだった。昼過ぎの番組の中のコーナー。英語の大学教授が出てきて、日常会話での言い回しなど、リスナーの疑問に答える。そして、その言い回しをパーソナリティーも発音する。
その日、パーソナリティーの発音がすごくよかった。おれは驚いた。「英語ペラペラの人」っぽい発音だったのだ。
ちょっと待て、そんなんじゃなかったぞ……。そうだ、高橋みなみだったじゃないか。高橋みなみの英語の発音は……中学校や高校のクラスで聞かれるようなそれだった。
というか、そういえば「高橋みなみの これから、何する? 」終わったんだった。おれはそのとき、はっきりそれを思い出した。最終回は時間の都合でリアルタイムで聞けなかったから、radikoのタイムフリーで聞いたくらいじゃなかったか。
で、そのあと、あとは誰がなにをやってんだ？ なんの疑問もなく聞いていたこの人は……。
なんと、おれの全く知らない分野である坂の人、乃木坂46の人だったのか。あまりにも喋りが自然で、FMのパーソナリティー然としているのだ。高橋みなみは、なんかちょっとワーキャーしている感じがあった。なんかにぎやかな感じだった。だが、この山崎怜奈さん、落ち着いていてベテラン感さえある。
大学受験生時代からradikoプレミアム会員に課金しており、様々なラジオ番組を愛聴している。特に2019年9月に終了したCBCラジオ『ナガオカ×スクランブル』のヘビーリスナーであり、番組に投稿及び番組出演していた。また、山陰放送（BSSラジオ）『森谷佳奈のはきださNIGHT!』のリスナーでもあり、2020年7月に同番組へのゲスト出演を果たしている。
なんと、ラジオ愛の人だったのか。
で、気づいてみたら神田伯山がゲストで来たし、昨日は伊集院光がゲストで来た。ずっと伊集院のラジオも聞いていたという。でもってやり取り、受け答えもちゃんとしてて、話もおもしれえのな。伊集院光とは「一人しゃべりラジオ」の行き着くところ（一人ツッコミが聞こえてくるお薬が必要な状態になる）まで話していて、すごいところに行ってるな、と思った。
おれはよく知らないが、伊集院とはテレビのクイズ番組で一緒だっただとかで、まああまりテレビのクイズ番組とか見ねえから山崎さんも知らなかったんだけど、そうか、坂の人たちにもこういう才能のある人がいるのか、などと思うわけだ。
いろいろのメディアの時間の奪い合いというものもあって、ネットやネット配信サービスでテレビが凋落して、新聞はとっくにまずいことになっていて、さてラジオは……radikoの登録者数が増えたとか、それでもやはりとか、いろいろ言われる。
おれはといえば、それほど熱心なラジオ聞きの人ではないけれど（とはいえ、週に五日は何時間もTOKYO FM聴いて、土日にはラジオNIKKEIとか聞いてるわけだが）、ラジオなくならなきゃいいな。なんとなくそう思った。そう思っている。
あと、おれはぜんぜん坂関係の人知らないけれど、坂の人の中では山崎さんを推すことにした。あ、AKB関係では、テレビの地上波でやってたドキュメンタル風番組で根性見せた峯岸みなみさんのファンになりました。
以上。
追記1：
www.oricon.co.jpそうだ、孤独を飼いならすというヘビーな話もしていたっけ。
追記2：
タイムフリーでしばらく聞けます。
http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20201027130000
