困る>554 Your access to this mail system has been rejected due to the sending MTA's poor reputation.

「特定の相手にメールを送ろうとしたら、送れない」とリモートワークしてる人からSlackに。べつにおれはネットワークの担当者でもなんでもないのだが、数人の会社で一番若いので「パソコンの大先生」をやらされている。

「それって受け取り側の問題じゃないんですか?」と思うも、一応戻ってきたエラーメッセージを転送してもらう。

 554 Your access to this mail system has been rejected due to the sending MTA's poor reputation. If you believe that this failure is in error, please contact the intended recipient via alternate means.

……ん? なんかこっちのせい? poor reputation?

調べてみたら、同じメールサーバを使っているだれかがなんか悪いことをしたら、その悪さを監視するような事業者があって、それを指標にして悪いメールを排除するサーバ会社もあって、要するに巻き添えを食らってメール受け取りを拒否されるケースがあるようだ。

というわけで、契約しているレンタルサーバ屋のヘルプを見てみたら、まさにそんなん書いてあって、問い合わせフォームの選択肢にも「ブラックリスト登録の解除申請依頼」という項目があるくらいだった。

そのフォームから、送信元、送信先、送信日時、エラーメッセージなど指定された情報を送る。送ったら、けっこうすぐに返事が来た。

要約すると、こんな内容の返事がきた。

「調べたら、たしかにそのサーバで悪さしてるユーザーがいたから対処した。あと、ブロックリストの事業者の、解除申請できるところには解除申請出しといたから。でも、申請受付のないところもあるし、申請受け取るかどうかは事業者のポリシー次第なわけ。だから、いつ反映されるか、そもそも反映されるかどうかはわかんねえから、まあしばらく待ってみてや。じゃあ、よろしく」

……うーん、おれにはおれのできることをしたし、レンタルサーバ会社もできることはした、ということだ。でも、反映されるかどうかはわかんねえということだ。幸いにもエラーメッセージが返ってくるタイプの問題(返ってこない場合もあんのかな?)だから、送れなかったらそれがわかるのは助かるが。

というわけで、メール送れない場合がありますよってことを伝え、そうなったら各自プライヴェートアカウント(父ダマスカス)使うか、Yahoo!メールなりGmailなり使ってね、ということにした。とっとと巻き添え冤罪が晴れればよいのだけれど。