後悔なんて時間の無駄だ、飲んで忘れろ！

どんなに嫌でも明日はくるんだ！

タイトルはかつて存在した「意識の低い酒」ガンバリマンの名キャッチコピー。ここまでアルコール飲みの心に刺さる文句はあるだろうか。過去の苦痛を忘れ、明日までの後悔の時間を潰し、それでも嫌な明日はきて、嫌な思いをして、また飲んで忘れるのだ。生きるために酒があるのか、酒のために生きているのか。

というわけで、寄稿いたしました。

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はい、タイトルがすべてを物語っています。もちろん、きちんとした甲類焼酎の愛好家も少なくないと思います。そういう人には申し訳ない。申し訳ないが、おれには「ああいうでかいペットボトルを買うようになったら終わりだな」という、見下すような気持ちがあったのは否めない。

が、いざ自分が買うようになってしまうと、「これは人に見られたくない」という否認の気持ちも出てくる。こそこそ買う。通販で買って会社に届くが、こそこそバッグに入れる。いや、酒はだいたいこそこそやるが、さらにこそこそする。おれにもイメージというものがある。あるのか？

とはいえ、本文では触れていないが、「酒量がすごく増えた」ということはない。増えたかどうかすらわからない。さすがにでかいペットボトルはすぐになくならない。ただ、「飲んでも飲んでもなくならない」というのは、頭のネジがさらに外れて「まだまだ飲むかー」に転じるのに十分な理由だ。コップをでかくして、ジョッキに氷いれてドボドボ注いで、カラカラやってゴクゴク飲むことも想像は容易い。

が、やべえがもうどうしようもない。おれが理性を保っているのも時間の問題だ。セルフネグレクトは徐々に部屋を覆い尽くしつつある。精神疾患で脳が縮んでいるが、さらに酒が脳を縮めている。おれの寿命も縮めている。

というか、ここで突然話は変わるけど、おれにとってまったくの前提だったから書き忘れていたわけだけれど、「安アパートでの一人飲み」なんよ、全部。外で酒を飲むのは半年に一度くらい。あ、一人で飲み屋いくとか無理なので。というわけで、つまみも会話もなく、ただアルコール摂取機械になりさがっているわけだ。あなたの生活レベルによっては、「末路」というのは大げさでもないな、と言ってくれるかもしれない。

ただ、まだおれは最低限留まっている自覚もあって、こっからすばらしいアル中カラカラさんみたいになれるだろうか。そうなったらおれも動画配信はじめるかな。ちなみに推しの、というか唯一見ているVtuberは酒クズ系の今酒ハクノさん。うーん、未来は暗い。

というわけで、おれは今夜も飲んで忘れる。このごろは健康のため、入眠時刻を少し早めていて、アパート帰って、カープの試合配信見ながら、酒飲んで、野菜炒めとか作って食って、ボケーっと携帯端末眺めたり、テレビのニュースとか見てると、もうなんにもする時間がねえんだ。睡眠時間は健康にいいな。本も読めない、アニメも見られない。なにやってんだ。でも、後悔なんて時間の無駄だ。やることは一つだ。

以上。

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