記事の有料販売について考える

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どうする? はてなが直接有料販売可能になった。……などと思い、こうして文字にするだけで恥ずかしいところがある。「おまえ、自分の記事が売れると思ってるの?」とささやくやつがいるからだ。どこにそんなやついるんだ。おれの頭の中だ。

 

というわけで、そいついわく、「べつにお前の書くものに金を払おうなんてやつはいないから、お前には関係ない」。そんな気もする。

 

が、しかし、おれはブログをはじめてからだいぶ経ってAmazonのほしいものリストを公開してみた。すると、本当にいろいろなものをお恵みいただいた。右のカテゴリーから「お恵み」(164記事)を見ていただければ、その記録が残っている。164記事のなかには、いくつかのお恵みものが含まれているから、200個近くなにかいただいているかもしれない。大好きなスコッチもあったし、もはや日常生活に欠かせないティファールの湯沸かしポットなどもある。日々の食料もあるし、とにかくありがたい。

 

そんな、奇特な人々ならば、あるいは……と、想像するのはおかしいことだろうか。うーん。

 

上のはてなページが提示する例に印をつけてみる。

◎自分が書いた文章で、収益を得てみたい
△自分のメンバーシップを作って、登録者限定の記事を公開したい
▲収益をブログ更新のモチベーションにしたい
…料理のレシピや実用的な技術を興味のある人に向けて公開したい
△小説やエッセイなど自分ならではの作品を発信したい
◯よりプライベートな日記を読者に向けて公開したい

 

おーん。どうなんよ。まあ、金はほしいよ。いま、親会社的なところの社長からうちの社長が「1700万納めないと、会社は潰す。どうせ財産もないのだから、自己破産して生活保護を受ければいい」と詰められているところなので、おれの勤め人としての生活ももう終わりなんだよな。すると、食えるとまではいかないが、少しは命をつなぐための収入がほしいというのはある。しかし、それには重すぎる。そんなん、書けへん。

 

というか、この前提では、もうなにもかも終わりなので、生きている必要もないのでは?

 

まあ、いったんそれはおいておこう。普通の記事を書いて、普通に金を取るというのは、あまり考えられない。そこで、あまり一般公開するにはプライベートすぎることを書いて、すなわちプライベートを切り売りしてみるのはどうか。たとえば、上の「親会社的な会社」(上場企業)について、実名で書くとか。……あんまり興味ないか。

 

いや、しかし、なんというか、気軽な日記的なものを書きにくくなっているのは感じるので、もうちょっと気軽に更新したいというのはある。でも、なんかモチベーションがわかない。そこで、そのあたり、日々の本当の日記を一週間に一度くらいまとめて売るのはどうか、などと思った。……あんまり興味ないか。

 

うーん、どうしたものか。

キシリトールでも舐めて考えるか。

……と、これ、お恵みいただきました。フィンランドキシリトールです。パッケージになにを書いてあるかまるでわからない。でも、たぶん、一回二錠くらいだろう。これで虫歯が遠ざけられるならありがたい話だ。思うに、虫歯の悪魔というのがいたら、そうとうに強い悪魔じゃないかと思う。昔の人とか、虫歯になったらどうしていたんだ。麻酔もなしに引っこ抜いていたのだろうか。タイムトリップもしたくないし、異世界に転生したいとも思わない。あ、異世界に転生したら魔法とかで治せますか?

 

なんの話だったか。記事の有料販売だった。どうしたものか。創作(フィクション)を売ってみたいという気持ちがないでもない。でも、だれが買うのか。だれにも買われなかったら、おれ、泣くし。

 

いったい、なにが売れるというのか。おれにはまるで見当がつかない。これに目を通している奇特なあなた、もしもおれに小銭を投げつけたいとすれば、どんな記事なんだ? 最後に「残り5文字」とかで投げ銭的に使うか。それも悪くないな。その線でいこうか。それが身の丈というものだ。

 

まあ、いずれにせよ、おれの勤める会社はすぐになくなって、おれのような精神障害者が勤められる場所などなく、おれは住むところも失い、そのままホームレスになって、死ぬだけなのだ。このレールから外れることはむずかしい。いっそのこと、300万円の記事でも売って、石油王とかに買ってもらうことを夢見ようか。石油王、いないか? いないのか、石油王。この世はそんなものか。

 

↓有料化についてはなんか考え中なので、とりあえず恵んでください。前の記事のお恵みででかいペットボトルの焼酎を入れてみたら、だれも贈ってくれなかったので、心を入れ換えました。

 

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