そのワンカット風は必要だったのか? 映画『1917 命をかけた伝令』を観る

 

1917 命をかけた伝令 (字幕版)

1917 命をかけた伝令 (字幕版)

  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: Prime Video
 

1917 命をかけた伝令 - Wikipedia

『1917 命をかけた伝令』(いちきゅういちなな いのちをかけたでんれい、原題:1917)は、2019年制作のイギリス・アメリカ合衆国の戦争映画。第一次世界大戦に投入された2人の若きイギリス兵のある1日を全編ワンカットに見えるように密着して追い掛ける

ワンカットに見えるようにする必要があったのかどうかわからない。それがちょっと気になった。劇場で観ていたら、まさに没入できたのかもしれないかとも思う。やはり塹壕などの見せ方というと、ワンカット風がいいのかなとも思う。

しかしまあ、一緒に観ていた女曰く「100年以上前の話なのね」。言われてみればそうだ。1900年代生まれの自分からすると、第一次世界大戦などというと現代史に近いような気がしていたが、100年経ってる。なんかわからんがびっくりだ。関係ないが、女はおれよりふたまわり歳上だ。

それにしてもなんだろうか、ドイツ軍の塹壕の丁寧さは。イギリス軍のそれに比べて、なんときっちりしていることか。塹壕は本当に掘ったらしいが、まあよくできている。あと銃剣突撃はイギリス軍のロマン。

ストーリーはというと、ドイツ軍の孔明の罠を見抜いた将軍から、攻撃に出ようとしている部隊に進軍中止命令を伝える伝令の話である。それだけであるといえば、それだけだ。それだけだが、たった一日で人生がまったく変わってしまうような、戦争という現実がある。戦争の悲惨さという一言で片付けてしまってもしい、言い切ってしまってもいいだろう。そんなところ。

 

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goldhead.hatenablog.com

 

……ワンカット風といったらこれかな。