ハルウララが消えた

goldhead2004-09-16

 http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-040916-0001.htmlとのこと。昨日ハルウララについて日記に書いたらこれだ。で、この問題どちらにどういう非があるのだろうか。これはもうさまざま利権が絡むことで、そんな事情知るよしもない自分には何とも言えない。しかし、あくまで自分の第一感では、馬主の安西美穂子に問題があると思った。そりゃ馬は馬主様のものであって、ハルウララでどんな商売をしようが、食肉工場に送ろうが勝手だ。しかし、今回みたいな行動は、厳しい状況下でも馬に愛情を注ぎ苦戦している人たちへの裏切りだと思うのだ。
 たしかにハルウララはたくさん走ってる。しかし、そりゃ中央の高馬から見れば酷使かもしれない。だけど、地方の下級条件馬にとっては普通のことなのだし、携わるプロも、その技術と愛情で馬を壊さないようにやってるのだ。だからこそ、ハルウララが注目されるくらい負け続けることができたのだろうに。もちろん、ハルウララに限界が来ている可能性だってある。しかし、それをなんで毎日世話をしている人間ではなく、どこか遠くに住んでる安西女史に判断できるのか。放牧するとしても、なぜ無理矢理長距離輸送を馬に課してまで栃木なんかに連れて行くのか。それこそ酷使だ。
 よくわからないニュースだし、競馬ファンとして面白い話でもない。ところでハルウララいえば、清水成駿がこんな風に書いたという*1

ハルウララを映画にしようという人の気持ちは知れない。きっと競馬に救われたことも、泣かされたこともない人たちだろう」

 自分はかつて競馬に救われただろうか?泣かされただろうか?そんな風に自問せずにおれないのは、自分が清水成駿信者だからだろか。