元鎌倉市民としては、このレースは買わねば。南関では二歳馬最初の重賞だ。注目を浴びているのは川崎のエスプリフェザントという馬らしく、１戦１勝の馬だが、デビュー戦で二着を１３馬身ちぎったとのこと。他に見覚えがある馬となると…、ガイアヘッド。中央に転厩して、ダリア賞に出てきてた馬だ。研究の池田が◎にしてたな。大井での二戦が凄かったとかで。しかし、一戦で出戻りとはようわからん。芝試すだけなら、転厩させることもないのに。あとは、前走の準重賞で３着したツインイーグル。ディアブロ産駒で、こいつも中央のラベンダー賞に出てたりと意欲的。エスプリの頭が固いのかどうかわからんけど、相手に悩むな。
地方競馬の楽しみの一つと言えば、中央で見られないような馬の子が走ってること。このレースにもトーホウキング産駒のトーホウリキジンや、ロードメイプル産駒のミスエムカーベー、フサイチブライアン産駒のフレンドリーホースなんてのがいる。ん？ロードメイプルって何者だ？調べてみると、http://ganjirou.room.ne.jp/~ganjirou/maple.htmlここでアメリカ行きとあるが、http://www1.sphere.ne.jp/nikkeiba/koei/shinba/20040729.htmでは「青森・一山牧場に繋養」とのこと。電車を乗り間違えたかなんかしたんだろう。
しかしこの日刊競馬のサイトはいいな。一つ一つ新馬と認定競走勝ち馬の血統解説をしていくみたいだ。競馬には語るべきことが多すぎて、とてもじゃないが競馬新聞の紙面だけじゃ足らない。それをネットで補うってのはいいな。情報料無料だとなおさら最高だな。
＜結果＞なんじゃありゃ、エスプリばけもんじゃ。デビュー戦と同じくらいちぎりよった。一頭だけ別次元の競馬じゃあ。おかげで相手本線だったガイアヘッドが追っかけていって潰れてもうた。抜けじゃあ。http://www.nankankeiba.com/Realtime/result/res2004100621080310.html
いやあしかし強いわぁ。そりゃねえ、今の時期の南関重賞で何言いよるってのはわかっちょるけど、こういうの見ると素直にすげーって言いたくなるわ。パドックも本馬場入場もえらく落ち着いとったし、大物感あるっちゅー風に思いたいわ。デュラブゆうたら、トーシンブリザードのお父ちゃんじゃ。来年いっぱいくらいは持つんちゃうんか？いやはや。
