天皇賞、外国馬に開放

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-041119-0003.html

G1では来年から春・秋の天皇賞が開放され、それぞれ5頭の外国馬の参戦が可能。

 この話は以前も出ていたhttp://www.mainichi-msn.co.jp/sports/sponichi/archive/news/2004/09/07/20040907spn00m050012000c.html話だ。難しい話はわからない。ICSCのパート1入りして日本産馬の価値を高めることが、逆に馬産地の首を絞めることになるかもしれない。しかし、それをあれこれ言うには、ちと自分の知識は足りなさすぎる。
 この件について、一ファンとしての自分はどう思うか。歓迎したいし、したくない、とこれも曖昧な答えしか出てこない。確かに外国の馬が来るのはワクワクする。ちょっと名の知れた馬なんかが来たりすれば尚更だ。一方で、自分はやはり内国産馬が好きだ。父内国産となると、ちょっと贔屓すらしたくなる。優勢劣敗が競馬の常といえども、血統表が横文字で埋め尽くされてしまってはちと寂しい。
 そして、一番重要とも言えるのが、馬券的な面である。外国馬が来ると、それが実績馬であれ無名馬であれ、取捨に悩んでしまう。悩むのはいつでも一緒だが「勝つならあっさり、馬場が合わなきゃ惨敗」みたいな半丁博打がまずあると、けっこうレースへの興趣も削がれ、投資額も少なくなる。JC以外の外国馬の回収率は高いhttp://www.netkeiba.com/news/column.html?param[mode]=one¶m[no]=5062なんていう話もあるが、ここらあたり、外国馬参戦が売り上げ増に繋がるのかはちょっと疑問。
 しかしなんだ、外国産馬の開放云々が議論されていたのは最近の話じゃなかったのか。外国馬への開放がどんどん進んでいる一方で、地方競馬は次々に閉鎖されていく。ここらあたりで、いったんペースを落とすことは不可能なのか。