ザ・テレビ・マシーン

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050202-0015.html

父がエンジニアで電機開発をしていて、私もテレビという機械自体が好き。

 久米宏が四月から日本テレビで新番組をやるという話。今朝、その日本テレビのワイドショーで長々と会見の模様を放送しており、思わず見てしまった。なぜなら俺は、久米宏を日本のテレビの中のもっともテレビ的なテレビ人、まさに象徴的な存在と思っているからだ。もちろん、良くも悪くも、だ。とりわけニュースステーションのファンというわけでもなかったし、たまにその姿勢に異議を唱えたくもなったものだけれど、やはりあの番組は大きかったし、久米は身長も存在も大きかったと思うのだ。テレビ的に。
 そんな久米が「報道ステーション以外は見ていた」と茶化して隠居生活を語っている。まあ、報道ステーションもチェックしているだろうし、こいつはテレビの前でばしばしリモコンを操作しながら、ありとあらゆる番組をチェックしているんじゃないだろうか。俺のイメージではそんな感じがする。
 そういえば、上の記事にはないけれど、民放各局の印象についてコメントしていた。それによると、「日テレ=体育会系」、「TBS=一見インテリ風」、「フジテレビ=娯楽系」、「テレビ朝日=プチNHK」だとか。これは見ている側からの印象通りかな。あ、テレビ東京が無いな。言及されないことがテレビ東京のキャラ?単に仕事したことないだけかもしれない。
 まあいいや、テレビマシーンの中のテレビマシーンがブラウン管に帰ってくる(こういう言い方って液晶テレビが普及してる今も有効なのだろうか?)というわけだ。少なくとも第一回は見るぞ、と意気込んだところで始まるのは四月。ここらあたりの宣伝っぷりも、まさにテレビの申し子の真骨頂なのか。