人類は対策する

 先日すきま風で頭が冷えるという話(id:goldhead:20050201#p1)を書いたが、俺だって四半世紀生きてきた霊長類の端くれである。対策の一つくらいはするものさ。というわけで、俺が選択した対策とは、「新聞紙を窓の所に貼りつける」というもの。いや、貼りつけるというより、ぶら下げる、というのが正しいか。内外タイムスの競馬ページを、セロハンテープでブラインドの上の方に貼りつけただけだから。するとやはり、すきま風のせいでかすかに揺れるわけだ、「本紙・橋本千春の標的<ターゲット>」が。
 これでたしかにすきま風は感じなくなったのである。しかし、それでもめでたしめでたしダス・エンデとならないのが人類の歴史。カンパだかキーノだか知らないけれど、とにかく単に寒くて目が覚めた。大雪ドカ雪たしかに悲惨だが、こういう表には出ない悲惨さというやつも存在するのだ。俺は布団にくるまっても寒いし、枕はカチコチだし、なんだかもうただただ弱ってしまった。弱まってしまった。