JR福知山線脱線事故について

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/jr_fukuchiyama_accident/

25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口―尼崎駅間の第1新横枕踏切の手前で、宝塚発同志社前行き快速電車の車両7両のうち4両が脱線、1〜4両目が線路脇にはみ出し、1、2両目はマンションに激突、大破した。

 このニュースをはじめて知ったのは、職場で流れてるラジオからだ。その後、何度かネット上の記事を読んだりして、「かなりの大惨事らしい」ということは伝わってきた。が、どのくらいの規模のニュースになっているのかというのは、正直実感できない。他でもない、テレビが無いからだ。上のリンク先のYahoo!ニュースの特集記事が、えらい量流れてきていることはわかる。しかし、やはりテレビというソース越しでなければ実感がない。それがいいこととも悪いこととも思わないが、自分はやはりテレビの世代なのだろうと思う。ここで言う実感とは、もちろん悲劇的な現場の実感などではない。溢れかえるニュースの実感だ。もっとも、能動的・積極的にネットを辿れば、それこそさらに凄まじい量の情報が氾濫しているのだろう。2ちゃんねるなど、個人の情報発信によって。それもいいことか悪いことかわからないけれど(いいこともあるし、悪いこともあるだろう)、なるほど、その性格は付けっぱなしのテレビとは違うものだ。
 というわけで、どうも情報からの疎外感を味わうばかりで、まだこの事故(事件?)について何も言えない。ただ、こないだの手動踏切(id:goldhead:20050316#p2)にしろ、どこかの電車が終点の駅に突っ込んだ事件にしろ、今の日本でもこういうトラブルは起きるということだ。何が原因なのかはいろいろだろうけど。そして、起きることを知ったところでどうにもならないだろうけど。