長島一由は赤絨毯の夢を見るか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000062-mai-soci

「原付き2人乗り」申請 神奈川県逗子市
 神奈川県逗子市は27日、地域限定で規制緩和する国の構造改革特区に9項目を申請したと発表した。この中には原付き自転車の2人乗りを解禁し、交通渋滞をなくすとの案まで入っている。これに対し逗子市全域を管内に持つ神奈川県警逗子署の中西康人署長は「喜ぶのは暴走族だけですよ」と苦りきった表情で答えた。

 このニュースは今朝の神奈川新聞でも読んだ。そして、原付についての記述を見て、警察署長と同じ事を思った。さらに率直に言えば、「アホか」と。
 俺は長年鎌倉市民だったが、逗子と縁がないわけでもない。というか、六年間通学していたのだから、かなり縁があると言ってもいい。だから、今の逗子市長である長島一由http://www2.airnet.ne.jp/penpen/)もよく知ってる。いや、個人的に知ってる訳じゃないが、最初の衆議院立候補から、鎌倉市議、そして逗子市長へと、その選挙運動などは嫌でも目に入ってきたものだ。頭にテレビ・レポーターのようなマイクを付けて、やたら「元フジテレビ報道記者」という自慢になるのかならないのかわからない肩書きを強調して運動をしていたっけな。自分の通帳のコピーを配って、本当に金が無いみたいなこともアピールしたりもしていた。選挙権のない俺ら中高生にもビラ配りをしていたのは悪くないとは思ったな。
 しかし、これはあくまで俺の主観というか感覚的なものなのだけれど、どうも、なんというか、なんなんだよなぁ、と思っていた。それは、市長になってからのいったん辞職などを見ても、「やっぱりな」と思う類の何かなのだ。なんだかもうボカしすぎてわからないけれど、俺はこの人に一票を投じることは絶対にないだろう、ということだ。しかし、彼の経歴は立派なものだし、若さがある。そして、何より野心がある。あるいはいつか国会へ行くことだってあり得るかもしれない(上の件などを見るに、あり得ない、とも言いたくなるが)。そうなると、自分にとっては「ドブ板ビラ配りから見ていた政治家」ということになり、それはそれで何か珍しいような気もするのだが、やはり元鎌倉市民・逗子通学者として、それはどうかなぁという気もするのである。