『風林火山!』

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050906k0000m040027000c.html

 NHKは5日、2007年の大河ドラマ井上靖原作の「風林火山」とすると発表した。
 物語は、武田信玄の軍師、山本勘助の視点で戦国時代の人間模様を描く。07年は井上の生誕100周年にもあたる。

 久しぶりに大河ドラマを見たと思ったら、次の次の大河ドラマが決定したとのこと。ふーん、山本勘助か。……って、誰だろう。いや、俺も戦国時代弱いな。俺が知ってる日本の軍師といえば、やはり竹中半兵衛黒田官兵衛くらいで、この両者を描いた何らかの小説を読んだことがあるとは思う。
 しかしまあ、再来年の話をしたら何が笑うのかは知らないけれど、「風林火山」か。俺が大河ドラマに望むのは第一に幕末であって、それはもう『新選組!』やったばかりだからしばらくないだろう。もう一つ望むならば、伝奇小説をやってもらいたい。山田風太郎半村良。そう、半村良の『産霊山秘録』(ASIN:4894565811)とかいいじゃないか。日本の裏歴史を一年かけて描くなんてのは。いや、裏歴史をNHK大河ドラマで描かせろというのは無理な注文か? しかし、このままではいくらなんでもみんな飽きてくるだろう。ここはぜひ、一つ。