BIG TIME strikes again.

http://keiba.radionikkei.jp/news/20051205K02.html

JRAの来年度の年間キャンペーンは、今年に引き続き、中居正広さんをメインキャラクターに展開していくことが発表された。

 はじめに言っておくが、俺は中居正広に対する好感度が高い。SMAPの中で一番の贔屓といっていい。しかし、はっきり言っておくが、今年のCMの出来は酷かった。去年の十二月に中居のCM起用が決定したときの日記を振り返ろう。
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20041202#p4

 そこで、中居の登場か、と思ったのだ。悪い言葉で言えばドキュンのイメージ。ちょっと悪い遊びも知ってるリアルなアンちゃん像。それで攻めるのか、と。
〜(中略)〜
 スパンコールでノリノリ。また、あれですか? ほぼ地元民として、中居君の奮闘を期待したい。

 そうだ、「また、あれ」だったのだ。「あれ」とはキムタクの弾けすぎていた「あれ」だ。しかし、はっきり言うがキムタクの方がずっとよかった。ちゃんと弾けていた。今年のはスパンコールでノリノリというにはノリ切れておらず、中途半端で何がしたいのかボケボケだった。こんなCMに何の意味があったのか。
 言うまでもないことだが、俺は競馬ファンだ。もちろん、競馬ファンの喜ぶCMが、新規ファン開拓というCMの目的にあったものでないとは知っている。しかし、その上でやはり今年のはどうかと思う。競馬が未知の人にとって、どこにも競馬への糸口がない。どこに競馬があるのかさっぱりわからない。本当に。しかし、記事には次の言葉があった。

中居さんが、一人の競馬を愛する若者として、競馬ファンの等身大でさまざまな競馬の魅力を伝えていく。

 そうだよ、俺が去年の日記に書いたのも「等身大」ということだ。飛行機からシート事落下したり、にんじんまみれになるのは「等身大」じゃあない。そんな奴はおれへんやろ。俺は去年、コンビニに競馬新聞を買いに行くような日常をやるのかと思っていた。普通にそれじゃ地味でしかたない。しかし、だからこその大スマップ、中居正広のネームヴァリューでしょうと。というわけで、来年こそは期待できるのか。この期待は俺の俺が買った馬券に対するくらい淡い望みのようにも思えて仕方ないが……。