鬼に金棒、馬にバイアグラ

http://ok.halhal.net/~senichi/j/news-topics.htm

【イタリア】南部のネイプルズに住む獣医2人、薬剤師1人を含む合計24人が、競走馬にバイアグラを飲ませて逮捕された。
 違法なレースを取り締まる目的の捜査で、たまたま発見されたもの。
 出場した競走馬も盗まれたものが多く、バイアグラ以外にも様々な刺激剤が使用されているという。(英ガーディアン)

 競走馬も競走人と同じくドーピング検査がある。……とか書いてあらためて調べてみると、どうも競技においては馬のドーピングが先(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0)というような話が出てくる。まあいいや、競走馬にカフェイン、なんていうのがポピュラーな話だが、ここではバイアグラだというのだから驚く。
 しかし、盜まれた競走馬で競馬て。ああそうか、「違法なレース」ってのは開催自体が違法行為ってことか。闇の草競馬。ということは、闇の調教師と闇の獣医が闇のサラブレッドを闇のトレーニングで鍛え上げ、闇の騎手を乗せて闇の競馬場を埋め尽くす闇の馬券師たちの前をアスファルトがタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるということか。そんな闇競馬に紛れ込んでしまった悲運の名馬と若い騎手が、光のあたる競馬に再び挑む感動のストーリー全二十四巻。
 それはともかく、バイアグラで効果覿面なのか。むしろ、「ムチなどいらぬ」といわれたテンポイントならぬタイキウルフ股間のムチで自分の腹を打っていたから)のようになって、競馬にならないのではないか。あるいは、闇の競馬ではその闇のムチが勝敗を決するのか……! なんとも競馬は奥深いものであると戦慄せざるをえないのであった。

追記:なーんか、前にも聞いたような話だと思い検索すると、ずいぶん前の話題だった。それを目にしたのだろう。本当に怖いのは、自分が自分の日記にメモしたのを忘れていることで、それは免れた。どうでもいいけれど。