人は死ぬ

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060329-12800.html

「愛しかない。苦しみを推察できる気持ちを持っていなければいけない」

 産婦人科医が減っているという。いつお産が始まるかわからず時間を拘束される上に、「現代の出産は100%安全」という必ずしも正しくない認識が広まっているため、訴訟の対象になりやすいからという。これ、地方の話かと思っていたら、今朝の神奈川新聞の朝刊一面で話題になっていたのだから、案外他人事ではないのかもしれない。
 他人事だ。俺に出産の予定はこの一生中はないし、当面種付けの予定もない(fee-free)。しかし、俺は少子化賛成(id:goldhead:20051007#p2)なので、それで大いに結構じゃないかと思う。お医者さまは楽チンの科に行って、合コンしてモテたり、看護婦とオマンコしたり、ベンツでも乗り回しておればよろしい。ベンツで事故って死ねばなおのことよろしい。他人事だ。
 したがって、医者はほとんど死にかけているものに管繋いで液流し込んで腹破裂させておればよろしい。だいたい、管繋がれてサイバーパンクに死ぬのは幸せな部類の人間だ。だいたいの人というものはビルの七階から車のルーフに向かってダイブして死んだり、ドヤから外れたビルの軒下の隙間で小さく丸まって死んだりするものだ。
 だから、法整備も何もいらない。人の死など放っておいてよろしい。安楽死尊厳死を話し合う前に、生の安楽と尊厳について考えよ。尊厳亭という焼き肉屋があったらなかなか入りにくいと思うのだ。